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公開日 2023/08/31 06:30
装着感も良好

重低音完全ワイヤレスイヤホン、JVC「XX」初のスティック型「HA-XC62T」登場! 1万円切り注目機の音質をチェック

山本敦

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人気の重低音モデル「XX」に初のスティックスタイル完全ワイヤレスイヤホンが登場



HA-XC62T

JVCが展開する重低音「XX(Xtreme Xplosives)」シリーズに、初めてスティックスタイルを採用する左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンが登場した。

XXシリーズは重低音&タフをコンセプトに10年以上続く人気シリーズで、今回紹介する「HA-XC62T」は、重低音とシンプルで快適な使い心地を追求したスタンダードモデル。アクティブノイズキャンセリング機能をあえて省くことで価格も抑えており、筆者が調べた限りではアンダー1万円で購入できるショップも少なくない。人気のXXシリーズを、多くの音楽ファンが手軽に試せるエントリーモデルがラインナップに追加されたことをまずは歓迎したい。

そのうえで今回、筆者は新しいHA-XC62Tをゆっくりと使う機会を得たので、実機を試しながら気が付いたことをレポートしよう。

良好な装着感。イヤホンが耳もとでピタリと安定



XXシリーズはJVCケンウッドグループ3ブランド(JVC/KENWOOD/Victor)による多彩なワイヤレスイヤホンのラインナップの中にあって、特に重低音再生にキャラクターを振り分けている。新しいHA-XC62Tの音質については、イヤホン本体の操作だけでスイッチできる3つのサウンドモードを搭載しているところに注目しながら、後ほど触れたいと思う。

赤い差し色の入った「レッド」と「ブラック」のカラーバリエーション2色を用意

まずは装着感を確認する。スティックスタイルの完全ワイヤレスイヤホンはAirPodsも含めて様々なブランドから発売されているが、それぞれにフィット感が異なる。人の耳もまた形が千差万別なのだから当然だ。これはすべてのイヤホンに共通して言えることだが、購入を真剣に進める前段階で必ず「試聴・試着」をしておきたい。「スティック型は苦手」と思い込んでいた方も、HA-XC62Tならばむしろ最高のフィット感が得られるかもしれない。

音質チェック:サウンドモードによる音の違いは?

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