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PR装着感も良好

重低音完全ワイヤレスイヤホン、JVC「XX」初のスティック型「HA-XC62T」登場! 1万円切り注目機の音質をチェック

公開日 2023/08/31 06:30 山本敦
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イヤホンのノズル側の表面が丸みを帯びているので、耳の内側にはソフトに沿う形状だ。イヤホン本体が4.4gと軽量なうえ、耳のくぼみにスティック部分を固定しながら装着できるので、ランニングなど身体を動かすエクササイズの際にもイヤホンが耳もとでピタリと安定する。イヤホンがコンパクトなので、装着した時に耳から飛び出る部分が少ないデザインも魅力だ。

実際に装着したところ

なお、充電ケースの質量も38.5gと軽い。満充電の状態から最大7時間というイヤホン単体での連続使用可能時間も、実用に供するスペックだと言える。

充電ケースを開けたところ

イヤーピースはXS/S/M/Lの4サイズが同梱されている。筆者は多くのイヤホンでMサイズのイヤーピースを選んでいるが、本機の場合はLサイズを装着した時に高い遮音効果が得られた。

本機はモバイルアプリを使わずに、左右イヤホンの側面に内蔵するタッチセンサーリモコンで楽曲再生やハンズフリー通話を動かす。センサーはタッチに対して正確に、もたつくことなく反応する。

本機の特徴的な機能である「サウンドモード」は右側イヤホンの側面を長押しして、3つのモードをマニュアルで切り換える。重低音を特徴としつつも音質や音場のバランスがとれた「ノーマル」のほか、さらに重低音を強化する「ベース」、ボーカルを際立たせた「クリア」の3種がある。

音質チェック:サウンドモードによる音の違いは?



HA-XC62Tの音質をチェックしよう。今回はiPhone 14 Plusに接続してApple Musicで配信されている楽曲を聴いた。

yamaの楽曲「slash」を試聴。最初はサウンドモードを「ノーマル」にした。ボーカルは軽やかで切れ味鋭い。ドラムスやハイハットなどリズムセクションの高音域の余韻は透明感に富んでいる。音場は高さ方向に鮮やかな広がりを感じさせる。

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