特集 営業部長の年末商戦 |
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ソニーマーケティング シアター、DVD関連に期待 設置に関するサポートも充実
ソニーマーケティング(株) 渡辺正博氏 前年比2倍で推移しているシアターセットとDVDプレーヤー一体型VTR。「シアター関連商品は、『WEGAシアター』をキャッチフレーズに、テレビなどの映像商品といっしょになって売っていくことが重要です」と渡辺氏。WEGAには、センタースピーカー機能を持たせたWEGAによって、テレビの上にスピーカーを置かずにすむようにしたり、デザインを統一し、テレビラックに収まるMDプレイヤーを12月10日に発売予定など、システムアップできるような企画を盛り込んでいくという。DVDレコーダーが急速に拡大する一方で、依然として大きな需要を創出しているVTRは、DVDプレーヤーとの複合機は、VTRからの買い替え需要もあって、今年度はVTR市場の約30%を占めると考えている。 また、「前年比2倍で推移しているDVDプレーヤーを確実に訴求していくことが重要です。台数ではエントリーモデルが圧倒的に多いでしょうから、ここに向けては薄型提案で実売に結び付けていきたいと考えています」という。薄型でスタイリッシュなDVP―F25は、タテ、ヨコ据え置きから壁掛けも可能なことから、幅広い用途を提案していくことで実売に結び付くことが考えられる。 一方専門店に向けては、430ミリの中高級機とともにSACD再生対応モデルをアピール。また、ソニードリームワールドに出品たスタイリッシュスピーカーが好評だったため、各モデル各色を専用什器で展開することも計画している。 セットステレオの国内市場は、単価の下落とともに台数も落ち込んでいるため前年比85%程度で推移しているが、ここに対しては、DVDやnetMDの提案で単価アップを図っていく。DVD搭載モデルは、需要の盛り上がりが当初の予測よりも遅れているものの、年末商戦には全体の17%程度を占めるものと思われる。一方のnetMDは、『ネットワークミュージックスタイル』と名付けたパーソナルオーディオとホームAVで連携した展開で認知度アップに努めていくという。 ADSLが急速に普及するなかで、AV機器の市場も本格的なネットワーク時代を迎える。「これからは売り方の提案が重要になるとともに、設置設定をどうやってわかりやすくサポートしていくかが重要になってきます」というように、同社ではお買物相談センターのなかに、WEGAシアターデスクを設置し、組み合わせの提案などをしているという。
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