特集

営業部長の年末商戦
39人のキーマンが語る「展望と勝算」

ラックスマン

プリメインとユニバーサルの2本柱で

すでに大きな手応えを感じている

ラックスマン(株)
国内営業部
部長

末吉達哉氏

 年末に投入するモデルの中で中心的な役割を担うのは、インテグレーティッドアンプL―509fSEとデジタルユニバーサルプレーヤーDU―7。「高級プリメインアンプは当社が伝統的に強い分野ですが、ここに強力な新製品としてL―509fSEを新規投入します。この製品のコンセプトは『ワンボディ・セパレート』で、プリアンプとパワーアンプを一体化させたものです。今までスペースの問題からハイスペック機を諦めていらした方にも楽しんでいただけると自負しておます」と末吉氏。パワーは余裕の160W(8Ω)、プリ部はフルスペックのパワーアンプドライバーを搭載しており、納得できる性能を実現したと自信をのぞかせている。

 DU―7は市場で評価の高かったDU―10の弟機的な立場にあり、SACDマルチチャンネルに対応し、SACDフォーマットをフルカバーするもの。「音声DACは、ラックスマン独自のフルエンシー補完関数を使用したFN1242Aをデュアル搭載しています。また、音声だけでなく、映像についても是非期待していただきたいですね」と商品の出来に満足しているようだ。

 「近年アナログプレーヤーに注目が集まっており、その意味でフォノアンプE―1には高い関心が寄せられています」。これは、最高品位のアナログ再生を実現する「アーティキュレーター」ポジション搭載の最新NF型イコライザーアンプ。MM/MC完全独立の4アンプ構成を採用し、2アームにも対応する2in1out方式となっている。また、ODNFヘッドホンアンプP―1も1000mW(32Ω)のハイパワーを実現し、「こだわりのダイレクトリスニング環境を提供できる」と考えているようだ。

 具体的な販促策については、「年末に向け、すでに新製品の試聴会を全国各地で開催しておりますが、いずれも高い評価をいただいております」と大きな手応えを感じている。「今後も、より魅力的な音、デザインの商品を提案しつづけていきたいですね。当社一丸となって努力しておりますので、販売店の皆様とも是非協力して年末を盛り上げたいです」。

ヤマハ
中山二三夫氏
リコー
岡田敏雄氏

 

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