HOME > インタビュー > 下田麻美さんにデノンのイヤホンをアピールしたうえ、事務所で広めてもらった話

[PR] “お気に入り”の後継機を持って訪ねる

下田麻美さんにデノンのイヤホンをアピールしたうえ、事務所で広めてもらった話

公開日 2017/08/30 10:00 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE


oshino
いよいよC720を聴いてみてもらいましょう。ちなみに、普段聴いている曲は前回教えていただいたサザンからなにか変わりはありますか?

DENON「AH-C720」

shimoda
やっぱりサザンが多いです! あと星野源さんの「恋」が、いまボイトレの課題曲なのでずっと聴いていますね。ドラムとかリズムの参考にするので、細部まで曲を聴くようになったんですが、桑田さんの新アルバム「がらくた」も発売されましたし、細部まで色んな音を聴きとれるって、楽しいですよね!

miyahara
僕もサザン好きなんですよ。

shimoda
そうなんですか? ・・・『Young Love』の「汚れた台所(キッチン)」とか・・・ライブでもあんまり・・・あっ、ライブツアー行くんですよ・・・40周年も来年だし・・・(延々と話が続く)

miyahara
「怪物君の空」が・・・『葡萄』で・・・ライブ当たったんですよ・・・チケットがなかなか・・・桑田佳祐三昧・・・(延々と話が続く)

oshino
今日一番会話が弾んでいますが、終わりが見えないので止めますね。ではC720を聴いてみてください!

shimoda
ちょっと、ニヤニヤしちゃう。・・・低音を楽しみたい時はこれですね! 桑田佳祐さんの「ROCK AND ROLL HERO」という、パンチが効いている曲があるんですよ。これを低音を重視していないイヤホンで聴くと普通に楽しいな、という感じなんですね。でもC720のようなイヤホンで聴くと、背中を押されているみたいな、音楽を聴いているのではなく体感している、という感覚になりますね! ちょっと憂鬱な場所に行く時とか、テンション上がりそう。


miyahara
ありがとうございます! 前作で抜群に評判の良かった低音と、刺さる高音をしっかりと引き継いでいるんです。さらにハイレゾ対応になったからというわけではないですが、レンジがかなり広くなってるのでグレードアップ感は増しているかと。

搭載するのは11.5mm径のハイレゾ対応ダイナミック型ドライバー。これが力ある低音やキレのある高音を生み出している

shimoda
なるほど! あと、Bメロからリズムが入り始める曲って多いじゃないですか。そこでどれくらい低音がハッキリしているかは重要だと思うんです。「波乗りジョニー」とか夏になるといつも聴くんですけど、Aメロの2回目から「ドゥン! ドゥン!」ってバスドラムが入ってきて、そういう気分を上げる作りになっている曲が、相乗効果でさらに楽しめる気がします。ロックは全般、すごく合うと思います!

oshino
特にこれはオススメという曲はありますか?

shimoda
うーん、「マンピーのG★SPOT」とかですかね。あと、サザンのアルバム『KAMAKURA』は、楽器だけじゃない、効果音みたいな色んな音が入っている、音を楽しめるアルバムだなって思っているんです。「死体置場でロマンスを」という曲だったら、歌詞に合わせて「ブーン」って車の音がするんですが、それって低音じゃないですか。その走り抜ける感じがすごくよく分かるんですよ。それだけじゃなくて「キーン」って高音なんかも、全部がハッキリ聴こえてきて。ますます好きになりました! このアルバムの良さを最大限に発揮してくれるなって。

miyahara
『KAMAKURA』は85年の作品で、2枚組だから曲数もあるので、桑田自身も実験的だったと語っているんですよね。「Computer Children」とか。

shimoda
そう、「Computer Children」、いま聴いても新しいですよね! C720で『KAMAKURA』を聴くと、C720の良さが分かって、『KAMAKURA』の良さも分かるかもしれない!

oshino
あれ、いつの間にかサザンの話になってる。 ・・・せっかくですので、各モデルの聴き比べもお願いします。まずはC620RとC720ではいかがでしょう?

shimoda
・・・すっごい違います! 低音はどちらもハッキリ聴こえますけど、C720のほうがより低音にパンチがありますね。あと、全体的に音がクリアです。(頭を振りながら)こういうテンションに向いてるかも(笑)。C620Rは少し丸みがあるというか、バランス型だなって。日常的に、どんな曲でも疲れず上手に聴かせてくれそう。


miyahara
その通りです!

oshino
値段以上に好みが分かれそうですよね。じゃあ今度はC820をお願いします。

shimoda
実は気になっていたんですよ。・・・おー、めちゃくちゃ聴きやすい! 低音がものすっごいのに高音も聴きやすくて、豪華な感じがしますね。パキッとしていて、まるで振動が伝わってくるような迫力とリアルさがあります。デザインも良いイヤホンしてるって思ってもらえそうで、カッコイイです。

oshino
では3モデルで考えると、どういった違いがありましたか?

shimoda
C720はやっぱり低音好きのためのイヤホン、というイメージですね。テンションを上げたいって時に使いたいなって思います。C620RもC820もバランスタイプだと思いますが、C820の方がもっとクリアで、パンチもありました。低音で選ぶならC720、C820、C620Rという順だと思います。

oshino
同じシリーズとしての方向性をベースにしつつ、イヤホンごとに結構キャラクターの違いがあるわけですね。

shimoda
一度でも聴くキッカケさえあれば、すごく分かると思います。・・・私が初めて「良いイヤホンを買おう」って買ったイヤホンが、12,000円くらいだったんです。それまでは何かに付属してきたイヤホンを使っていて、それが断線したら800円とかのイヤホンを買ってきて。考えもしなかったんです、イヤホンでそんなに音が変わるなんて。

oshino
違いがあることを知らなければ、なんでこんなにイヤホンに種類があるんだろうって思いますよね。

shimoda
そんな時に、音楽で一緒に仕事をしている人が、「イヤホンは良いのを買った方がいいよ」と教えてくれたんです。その方が持っていたのが10,000円くらいのモデルで、当時は「えー、高い!」と思いましたよ(笑)。でも、自分も仕事で音楽に携わって、ライブに行くくらい音楽好きになって。同じお金を払って音楽を聴くんなら、より良い環境で聴きたいという気持ちになってきたんです。

oshino
それで最初の「良いイヤホン」にたどり着いたわけですね。

shimoda
でも、いまC720を聴いて反省したんですが、「これまでより高いのを買おう」とか値段だけで考えていた部分があったかもしれません。あらためて、イヤホンは値段だけじゃなくて、好きな音で選びたいなって思いました。“良いイヤホン”が欲しいなって時に、C720からはじめるのはすごく“アリ”だと思います。あと、気に入っているイヤホンでも、ずっと聴いていたら「もうちょっと良いの買っちゃおうかな」ってなってくるじゃないですか。そういった時に、C820を真っ先に検討できますね。

oshino
ちょうど下田さんが最初に買った“良いイヤホン”と同価格帯ですし、同じシリーズでグレードアップも出来ますし、“良いイヤホン”に挑戦するはじめの1台としてC720はオススメですね! さて、最初にお話していた、やってもらいたいことをいよいよお願いしたいのですが。

shimoda
はい、なんでしょうか?

oshino
下田さんがアドバイスされて“良いイヤホン”の世界に足を踏み入れたように、今度は下田さんから誰かにアドバイスして欲しいんです。つまり、誰かを沼に引きずり込んでもらえませんか?

shimoda
分かりました! ちょっと行ってきますね。

oshino
お願いしてみるものですね。

miyahara
どなたに来てもらえるんでしょう。


「・・・」


「・・・」


「いやー!」


oshino
なんだろう、叫び声が聞こえる。

次ページ下田麻美「もう戻れないよ」

前へ 1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE