ダントツの売れ筋のAVアンプとCDレシーバー
マランツ「M-CR611」と「NR1608」、導入するならどっち? 編集部員が本気で議論してみた
■本格的なHi-Fiオーディオをシンプルなシステムで楽しめるM-CR611
風間 それはなぜ?
小澤 もちろんテレビは見ますし、確かにHDMI機器をスイッチングできるのは便利ですが、自分はむしろ音楽中心で生活の娯楽が回っています。優先度でいうと、映像回りよりは音回りです。そうしたら、まず音が良いことが第一です。
その点でやっぱり、ステレオ再生に特化したM-CR611の音は、NR1608より一歩上ですよね。もちろん、音が良くても不便なのでは嫌だけれど、M-CR611はネットワークプレーヤー機能でハイレゾファイルが再生できて、ストリーミングも聴けて、Bluetoothでスマホの音もアンプから鳴らせます。シンプルに良い音が楽しめるという点で、僕がリビングに導入したいのはM-CR611です。
あと、映画も多少は見るのですが、光デジタル出力かアナログ出力経由でBDレコーダーの音をM-CR611からステレオ再生すれば、けっこういい音で鳴ります。さっきも実際聴いてみましたが、なかなかでしたよね。
風間 でも、HDMI CEC的な連動がないと不便だよね。
押野 お二人の言うことはそれぞれ良くわかるのですが、独身男性の立場の意見も言わせてください。僕もそうなのですが、今のある一定の年齢以下のひとはそこまでテレビに固執していないですよね。例えばアニメを見るにしても、torneで撮り溜めつつも、NETFLIXなりHuluなり、その他配信サービスなりで見ることがかなり多いです。そうなると、テレビというよりは、パソコンやタブレット、スマートフォンで映像を見る機会のほうがむしろ多いくらいになります。そういう意味では、リビング=テレビという感じではないですよね。
自分はM-CR611かNR1608か、今の時点でどっちがいいのか立場はまだ固まっていないですが、カッコいい一人暮らし的なものを実現できるツールと考えたら、M-CR611かなと思います。デザインもカッコいいですし、モテ部屋でスタイリッシュに音楽にこだわりたいならこっちですよね。まあアニメを見ることだけを考えたら、風間さんの言うとおり、やっぱりNR1608になってしまいそうですね・・・。
小澤 むう…。川田さんはどう? 女子目線的にはどう感じる?
川田 私はテレビがないと生きていけないですが、音楽も大好きなんです。それでどっちかというと、いくら便利とはいっても、やっぱり女子にはAVアンプのハードルって高いと思うんです。まずその黒い箱が部屋にあるというのは・・・。
風間 黒い箱って・・・。まあ、AVアンプのサイズ感はなかなか女性には受け入れられにくいものがあるよね。その中でもNR1608は薄型なわけだけど。
川田 今日はじめて2つを並べてそれぞれ聴かせていただいた印象としては、私はM-CR611かなと。なんだか、音楽を愛でるツールとして、すごく素敵だなあと思いました。デザインも天板がきれいだけど、主張がありすぎるという雰囲気でもない。でもこだわりがあるのは佇まいから伝わってくる。私は未だにCDで音楽を聴いていますけど、M-CR611ならCDプレーヤーも付いているのも大きいですね。
押野 そういう意味では、AVアンプは積極的に存在を表に出す感じではないですよね。所有欲を満たす、というよりは、機能性や利便性を追求するツールという感じです。M-CR611には持っているのを友達に見せたくなるようなモノとしての魅力があると思います。
■マルチchに発展できるNR1608。上位スピーカーも鳴らせるM-CR611
風間 機能軸でいうと、発展性も大事だよね。NR1608ならまずは2chスピーカーと組み合わせて、その先には、5.1ch/7.1chのサラウンド、さらにはアトモス/DTS:Xまで発展させて本格的なシアターが組める。機能が優れているのはもちろんだけど、やっぱりAVアンプを導入するなら、サラウンドの醍醐味を味わってもらいたい。
押野 5.1chにこだわる必要はなくて、3.1chや4.0chでもマルチチャンネルの醍醐味というのは味わえると思います。NR1608はフロントだけバイアンプ駆動することもできるので、スピーカーは2本でも4chアンプをここに当てて高音質化するという使い方もできます。
M-CR611も4chアンプを内蔵しているのでバイアンプができますね。バイアンプ駆動は効果が大きいですから、NR1608にしろ、M-CR611にしろ、ユーザーなら絶対バイアンプ駆動はするべきですね。
風間 4chアンプ搭載のCDレシーバーというポイントが、想像以上にユーザーに受けていると、マランツの担当者さんも話してたな。
風間 それはなぜ?
小澤 もちろんテレビは見ますし、確かにHDMI機器をスイッチングできるのは便利ですが、自分はむしろ音楽中心で生活の娯楽が回っています。優先度でいうと、映像回りよりは音回りです。そうしたら、まず音が良いことが第一です。
その点でやっぱり、ステレオ再生に特化したM-CR611の音は、NR1608より一歩上ですよね。もちろん、音が良くても不便なのでは嫌だけれど、M-CR611はネットワークプレーヤー機能でハイレゾファイルが再生できて、ストリーミングも聴けて、Bluetoothでスマホの音もアンプから鳴らせます。シンプルに良い音が楽しめるという点で、僕がリビングに導入したいのはM-CR611です。
あと、映画も多少は見るのですが、光デジタル出力かアナログ出力経由でBDレコーダーの音をM-CR611からステレオ再生すれば、けっこういい音で鳴ります。さっきも実際聴いてみましたが、なかなかでしたよね。
風間 でも、HDMI CEC的な連動がないと不便だよね。
押野 お二人の言うことはそれぞれ良くわかるのですが、独身男性の立場の意見も言わせてください。僕もそうなのですが、今のある一定の年齢以下のひとはそこまでテレビに固執していないですよね。例えばアニメを見るにしても、torneで撮り溜めつつも、NETFLIXなりHuluなり、その他配信サービスなりで見ることがかなり多いです。そうなると、テレビというよりは、パソコンやタブレット、スマートフォンで映像を見る機会のほうがむしろ多いくらいになります。そういう意味では、リビング=テレビという感じではないですよね。
自分はM-CR611かNR1608か、今の時点でどっちがいいのか立場はまだ固まっていないですが、カッコいい一人暮らし的なものを実現できるツールと考えたら、M-CR611かなと思います。デザインもカッコいいですし、モテ部屋でスタイリッシュに音楽にこだわりたいならこっちですよね。まあアニメを見ることだけを考えたら、風間さんの言うとおり、やっぱりNR1608になってしまいそうですね・・・。
小澤 むう…。川田さんはどう? 女子目線的にはどう感じる?
川田 私はテレビがないと生きていけないですが、音楽も大好きなんです。それでどっちかというと、いくら便利とはいっても、やっぱり女子にはAVアンプのハードルって高いと思うんです。まずその黒い箱が部屋にあるというのは・・・。
風間 黒い箱って・・・。まあ、AVアンプのサイズ感はなかなか女性には受け入れられにくいものがあるよね。その中でもNR1608は薄型なわけだけど。
川田 今日はじめて2つを並べてそれぞれ聴かせていただいた印象としては、私はM-CR611かなと。なんだか、音楽を愛でるツールとして、すごく素敵だなあと思いました。デザインも天板がきれいだけど、主張がありすぎるという雰囲気でもない。でもこだわりがあるのは佇まいから伝わってくる。私は未だにCDで音楽を聴いていますけど、M-CR611ならCDプレーヤーも付いているのも大きいですね。
押野 そういう意味では、AVアンプは積極的に存在を表に出す感じではないですよね。所有欲を満たす、というよりは、機能性や利便性を追求するツールという感じです。M-CR611には持っているのを友達に見せたくなるようなモノとしての魅力があると思います。
■マルチchに発展できるNR1608。上位スピーカーも鳴らせるM-CR611
風間 機能軸でいうと、発展性も大事だよね。NR1608ならまずは2chスピーカーと組み合わせて、その先には、5.1ch/7.1chのサラウンド、さらにはアトモス/DTS:Xまで発展させて本格的なシアターが組める。機能が優れているのはもちろんだけど、やっぱりAVアンプを導入するなら、サラウンドの醍醐味を味わってもらいたい。
押野 5.1chにこだわる必要はなくて、3.1chや4.0chでもマルチチャンネルの醍醐味というのは味わえると思います。NR1608はフロントだけバイアンプ駆動することもできるので、スピーカーは2本でも4chアンプをここに当てて高音質化するという使い方もできます。
M-CR611も4chアンプを内蔵しているのでバイアンプができますね。バイアンプ駆動は効果が大きいですから、NR1608にしろ、M-CR611にしろ、ユーザーなら絶対バイアンプ駆動はするべきですね。
風間 4chアンプ搭載のCDレシーバーというポイントが、想像以上にユーザーに受けていると、マランツの担当者さんも話してたな。