作品から新しい発見も
千本木彩花さんに『甲鉄城のカバネリ』で“完全ワイヤレス体験”してもらった
いま、 “イヤホン” でなにが熱いか、ご存じですか?
知ってるよ! という方も多いでしょう。左右をつなぐケーブルがない「完全ワイヤレスイヤホン」です。フルワイヤレスイヤホン、左右独立型イヤホンなどとも呼ばれます。
使い出すとめっちゃ便利、音も良いし、これがイヤホンのトレンドや!
・・・などと思っているのは、この業界に身を置く自分だけかもしれない。一般社会と乖離してはいないだろうか? 普通にまだまだ広まっていないのでは? 毎日イヤホンのことを考えているため、一般常識というものがわからなくなってきた。
ということで、あえてイヤホンとは違う世界に住んでいそうな方に、この完全ワイヤレスイヤホンという新ジャンルをぶつけてみたいと思います。お相手はこの方、千本木彩花さんです!
編集部 押野(以下、押野):本日はありがとうございます。完全ワイヤレスイヤホンという “ケーブルレス” のイヤホンについて、色々と知っていただきたく参上しました。「完全ワイヤレスイヤホン」、なんてご存知ないですよね?
千本木彩花さん(以下、千本木さん):完全ワイヤレスイヤホンですよね? もちろん知っています!
押野:・・・えっ?
千本木さん:最近買って、使っています。よろしくおねがいします!
押野:・・・
完全ワイヤレスイヤホンはもう広まっているようです。
ご愛読ありがとうございました。
押野:などといって終了するわけにはいかない。
■千本木さんに最新の完全ワイヤレスイヤホンを試してもらおう
千本木さん:すみません、企画の趣旨と違ってたかも・・・。
押野:いえ、むしろ世の中に浸透してきているという認識が間違ってないようで安心しました。本日は、完全ワイヤレスイヤホンのなかでも新しめのモデルを用意しましたので、ぜひご体験いただきたいと思います。ちなみに、千本木さんが完全ワイヤレスイヤホンを使い始めたキッカケは?
千本木さん:新しいiPhoneでイヤホンを使えるようにする変換プラグをつけていたんですけど、それをなくしちゃったんです。それで、ワイヤレスを探してみようかなって、イヤホン売り場に行って色々と聴いてみて選びました。
押野:おお、ちゃんとお店に行って試聴されたのですね。
千本木さん:はい、耳に合うかどうかもそうですし、音質の好き嫌いもあるので、実際に確かめないと怖くて買えないんです。どちらかというとクリアな音が好きですね。良いイヤホンだと音楽の奥行きも、臨場感もぜんぜん違いますよね。でも、ピンキリといいますか、上を見れば値段の高いモデルがたくさんあるので、5,000円から10,000円の手頃なところで良い音質のものを探すようにしています。・・・あと、イヤホンは消耗品だと思っているんですよ。
押野:といいますと?
千本木さん:ケーブルだと断線することもありますけど、よくイヤホンそのものをなくしてしまうんです(笑)。だからさっきのは、なくしたときとか、壊れたときにショックが大きすぎないくらいの値段、でもありますね。けどケーブルがついていてもなくしていたのに、完全ワイヤレスイヤホンなんていつか絶対なくしてしまいそう・・・。
押野:片方だけ落としてなくしてしまったときのサポートなども各社が行っていますし、フィット感もあるのでそうそうどこかにいってしまうことはないはずです! ということで、早速いろいろと試していただければと思います。
千本木さん:めちゃめちゃ楽しみです!
押野:バラエティ豊かに揃えようと、Happy Plugs「AIR1」、House of Marley「LIBERATE AIR」、Bang & Olufsen「E8 Motion」、Master & Dynamic「MW07」などをお持ちしました。
千本木さん:AIR1はピンクのカラーもかわいいですよね。女の子が持つにはすごい良いと思います。でも、私は耳が小さくて、こういったタイプのイヤホンを長く使うと耳が痛くなってしまうんですよ・・・。
押野:最近よく見る “カナル型” に対して、AIR1は “インナーイヤー型(開放型)” を採用しています。こういうタイプで完全ワイヤレスイヤホンとなると、AirPodsくらいしかなかったところに、カラバリはホワイト/ピンクゴールド/ゴールド/ブラックの4色、実勢価格で9,990円、かつイヤホンとして本格設計されている、という意欲作です。ちなみに耳に入るところにつけるラバーのイヤホンカバーが用意されているので、落ちにくく、痛くなりにくいのも特徴ですよ!
押野:ではAIR1を実際に聴いていただきましょう。楽曲は「咲かせや咲かせ」「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」「ninelie」など『甲鉄城のカバネリ』関連で揃えてきました。・・・いかがです?
千本木さん:良いですね、好きです! 音がとてもクリアで、良い塩梅で全部の音が聴こえます。バランスが良いので、どんな音楽でもオールラウンドに楽しめそう。ボーカルが鮮明で、息遣いがちゃんと分かりますね。私は試聴するときにはサントラを聴くことが多いですが、奥行きが感じられて、楽器の配置が伝わってきます。
押野:再生能力が高いので、音楽の情報を細かいところまでしっかり聴かせてくれますよね。インナーイヤータイプならではの開放感、音の広がり感も色々な音楽にマッチするバランスの良さにつながっていると思います。それに、かなりの音量で聴かない限りは、音漏れも心配しなくて大丈夫です。
千本木さん:着けていて軽いのも良いですね。それなりの音量だったら、音楽を流しながらでも外の音が聴こえるのも安心です。好き嫌いが分かれないというか、誰が聴いても良く感じられそうなので、お店が遠くて試聴して確かめてみることができないという方にもオススメできると思います!
押野:ありがとうございます! さて、次のE8 Motionはスポーツにも使えるくらいフィット感が高いのと、基本的にナチュラル傾向なサウンドですが、アプリでチューニングできるのが特徴です。
千本木さん:外音取り込み機能はすごいですね!いまも着けっぱなしで普通に会話できてます。音もアプリでかなり変わりますね。私は低音を強めに効かせてライブ感を出したり、中高域を強調したりする方が好きです。
押野:好みに合わせて調整したら、その設定を保存することで、あとはアプリを使わなくても常に調整後の音で鳴るようになります。千本木さんは割と低音派のようなので、MW07とLIBERATE AIRは良い感じに聴いていただけるかと思います。
千本木さん:MW07は高級感がありますし、見た目の印象より小さくて、私の耳にもぴったりハマります。低音もガツッときて、すごい好きです! 普段もこういった音のモデルを探しがちですね。LIBERATE AIRは、バンド系も良さそうですし、特にEDMが聴きたくなりますね。1つ1つの音がはっきりしていて、相性がとても良く感じます。あと、イヤホンだけで9時間も再生できるのは良いですね!
押野:MW07は様々なフェイスプレートのバリエーションを展開しているので選ぶ楽しさもありますし、独自のイヤーフィン「Fit Wings」のおかげで装着性が良いのも特徴です。LIBERATE AIRは竹を採用した他にはない唯一のデザインと、「aptX」という高音質・低遅延のBluetooth接続に対応するのもポイントですね。
知ってるよ! という方も多いでしょう。左右をつなぐケーブルがない「完全ワイヤレスイヤホン」です。フルワイヤレスイヤホン、左右独立型イヤホンなどとも呼ばれます。
使い出すとめっちゃ便利、音も良いし、これがイヤホンのトレンドや!
・・・などと思っているのは、この業界に身を置く自分だけかもしれない。一般社会と乖離してはいないだろうか? 普通にまだまだ広まっていないのでは? 毎日イヤホンのことを考えているため、一般常識というものがわからなくなってきた。
ということで、あえてイヤホンとは違う世界に住んでいそうな方に、この完全ワイヤレスイヤホンという新ジャンルをぶつけてみたいと思います。お相手はこの方、千本木彩花さんです!
千本木 彩花〜Profile〜 アイムエンタープライズ所属の女性声優。2016年に『甲鉄城のカバネリ』の無名役で初のメインヒロインを演じて注目を集め、同年『ガーリッシュナンバー』(烏丸千歳役)では初主役を担当。2017年には第11回声優アワードで新人女優賞を受賞した。『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』(トリッシュ・ウナ役)、『Fate/GrandOrder』(静謐のハサン役)、『日村がゆく』(ナレーション、日村応援隊2号・おさや)など、様々なフィールドで活躍している。 |
編集部 押野(以下、押野):本日はありがとうございます。完全ワイヤレスイヤホンという “ケーブルレス” のイヤホンについて、色々と知っていただきたく参上しました。「完全ワイヤレスイヤホン」、なんてご存知ないですよね?
千本木彩花さん(以下、千本木さん):完全ワイヤレスイヤホンですよね? もちろん知っています!
押野:・・・えっ?
千本木さん:最近買って、使っています。よろしくおねがいします!
押野:・・・
完全ワイヤレスイヤホンはもう広まっているようです。
ご愛読ありがとうございました。
押野:などといって終了するわけにはいかない。
■千本木さんに最新の完全ワイヤレスイヤホンを試してもらおう
千本木さん:すみません、企画の趣旨と違ってたかも・・・。
押野:いえ、むしろ世の中に浸透してきているという認識が間違ってないようで安心しました。本日は、完全ワイヤレスイヤホンのなかでも新しめのモデルを用意しましたので、ぜひご体験いただきたいと思います。ちなみに、千本木さんが完全ワイヤレスイヤホンを使い始めたキッカケは?
千本木さん:新しいiPhoneでイヤホンを使えるようにする変換プラグをつけていたんですけど、それをなくしちゃったんです。それで、ワイヤレスを探してみようかなって、イヤホン売り場に行って色々と聴いてみて選びました。
押野:おお、ちゃんとお店に行って試聴されたのですね。
千本木さん:はい、耳に合うかどうかもそうですし、音質の好き嫌いもあるので、実際に確かめないと怖くて買えないんです。どちらかというとクリアな音が好きですね。良いイヤホンだと音楽の奥行きも、臨場感もぜんぜん違いますよね。でも、ピンキリといいますか、上を見れば値段の高いモデルがたくさんあるので、5,000円から10,000円の手頃なところで良い音質のものを探すようにしています。・・・あと、イヤホンは消耗品だと思っているんですよ。
押野:といいますと?
千本木さん:ケーブルだと断線することもありますけど、よくイヤホンそのものをなくしてしまうんです(笑)。だからさっきのは、なくしたときとか、壊れたときにショックが大きすぎないくらいの値段、でもありますね。けどケーブルがついていてもなくしていたのに、完全ワイヤレスイヤホンなんていつか絶対なくしてしまいそう・・・。
押野:片方だけ落としてなくしてしまったときのサポートなども各社が行っていますし、フィット感もあるのでそうそうどこかにいってしまうことはないはずです! ということで、早速いろいろと試していただければと思います。
千本木さん:めちゃめちゃ楽しみです!
押野:バラエティ豊かに揃えようと、Happy Plugs「AIR1」、House of Marley「LIBERATE AIR」、Bang & Olufsen「E8 Motion」、Master & Dynamic「MW07」などをお持ちしました。
千本木さん:AIR1はピンクのカラーもかわいいですよね。女の子が持つにはすごい良いと思います。でも、私は耳が小さくて、こういったタイプのイヤホンを長く使うと耳が痛くなってしまうんですよ・・・。
押野:最近よく見る “カナル型” に対して、AIR1は “インナーイヤー型(開放型)” を採用しています。こういうタイプで完全ワイヤレスイヤホンとなると、AirPodsくらいしかなかったところに、カラバリはホワイト/ピンクゴールド/ゴールド/ブラックの4色、実勢価格で9,990円、かつイヤホンとして本格設計されている、という意欲作です。ちなみに耳に入るところにつけるラバーのイヤホンカバーが用意されているので、落ちにくく、痛くなりにくいのも特徴ですよ!
押野:ではAIR1を実際に聴いていただきましょう。楽曲は「咲かせや咲かせ」「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」「ninelie」など『甲鉄城のカバネリ』関連で揃えてきました。・・・いかがです?
千本木さん:良いですね、好きです! 音がとてもクリアで、良い塩梅で全部の音が聴こえます。バランスが良いので、どんな音楽でもオールラウンドに楽しめそう。ボーカルが鮮明で、息遣いがちゃんと分かりますね。私は試聴するときにはサントラを聴くことが多いですが、奥行きが感じられて、楽器の配置が伝わってきます。
押野:再生能力が高いので、音楽の情報を細かいところまでしっかり聴かせてくれますよね。インナーイヤータイプならではの開放感、音の広がり感も色々な音楽にマッチするバランスの良さにつながっていると思います。それに、かなりの音量で聴かない限りは、音漏れも心配しなくて大丈夫です。
千本木さん:着けていて軽いのも良いですね。それなりの音量だったら、音楽を流しながらでも外の音が聴こえるのも安心です。好き嫌いが分かれないというか、誰が聴いても良く感じられそうなので、お店が遠くて試聴して確かめてみることができないという方にもオススメできると思います!
押野:ありがとうございます! さて、次のE8 Motionはスポーツにも使えるくらいフィット感が高いのと、基本的にナチュラル傾向なサウンドですが、アプリでチューニングできるのが特徴です。
千本木さん:外音取り込み機能はすごいですね!いまも着けっぱなしで普通に会話できてます。音もアプリでかなり変わりますね。私は低音を強めに効かせてライブ感を出したり、中高域を強調したりする方が好きです。
押野:好みに合わせて調整したら、その設定を保存することで、あとはアプリを使わなくても常に調整後の音で鳴るようになります。千本木さんは割と低音派のようなので、MW07とLIBERATE AIRは良い感じに聴いていただけるかと思います。
千本木さん:MW07は高級感がありますし、見た目の印象より小さくて、私の耳にもぴったりハマります。低音もガツッときて、すごい好きです! 普段もこういった音のモデルを探しがちですね。LIBERATE AIRは、バンド系も良さそうですし、特にEDMが聴きたくなりますね。1つ1つの音がはっきりしていて、相性がとても良く感じます。あと、イヤホンだけで9時間も再生できるのは良いですね!
押野:MW07は様々なフェイスプレートのバリエーションを展開しているので選ぶ楽しさもありますし、独自のイヤーフィン「Fit Wings」のおかげで装着性が良いのも特徴です。LIBERATE AIRは竹を採用した他にはない唯一のデザインと、「aptX」という高音質・低遅延のBluetooth接続に対応するのもポイントですね。