<山本敦のAV進化論 第212回>
【試聴レポ有】ゼンハイザー「ACCENTUM」誕生秘話を担当者が語る。MOMENTUMのこだわりを身近に
ゼンハイザーから、新しいハイエンドモデルのワイヤレスヘッドホン「ACCENTUM(アクセンタム)」シリーズが誕生した。9月にドイツ・ベルリンで開催された「IFA 2023」に出展したゼンハイザーのブースを訊ねた際に、新モデルの商品企画を担当するクリスチャン・アーン氏にその魅力を聞くことができた。
ゼンハイザーのワイヤレスヘッドホンと言えば「MOMENTUM(モメンタム)」の名前が、ポータブルオーディオファイルだけでなく多くの音楽ファンに広く知られている。モメンタムを頂点としたゼンハイザーのワイヤレスヘッドホンのラインナップをさらに分厚くするために、上質なモメンタムのエッセンスと貫禄を受け継いだモデルが今回のアクセンタムだ。アーン氏はシリーズが誕生した背景を次のように語った。
「若年層の方々に、音楽・動画・ゲームなどのコンテンツをオンライン配信で楽しむスタイルが定着しています。若い方々からは、『コンテンツのサウンドにもこだわりたいけれど、いきなりフラグシップモデルのモメンタムに手を伸ばすことは難しい』という声が寄せられていました。期待に応えるため、音質や機能、装着感など音楽リスニングに大事な要素には上質であることを妥協せず、より手頃な価格設定を実現することがアクセンタムに課せられた挑戦でした」
「ACCENTUM」というネーミングに、ゼンハイザーの開発チームは様々な思いを込めた。若年層に限らず、あらゆるエンターテインメントの音にこだわりを持ちたいファンに、「ACCENT=アクセント」の効いたサウンドを届けること、あるいは上質なサウンドに没入する体験を「ACCELERATE」(加速)するヘッドホンを追求して、完成したヘッドホンがこの秋に発売を迎える。
特に「上位のモメンタムに引けを取らないサウンド」を実現することは重要な課題とされた。ゼンハイザーの独自設計によるダイナミック型ドライバーは、モメンタムシリーズの最新モデルである「MOMENTUM 4 Wireless」が搭載する42ミリ口径のドライバーに比べると、一回りほど小さな37ミリ口径だ。アーン氏はモメンタムのドライバーをそのまま小さくしたようなドライバーなのだと、そのコンセプトを表現している。
■モメンタムのクオリティを受け継ぐアクセンタム
ゼンハイザーのワイヤレスヘッドホンと言えば「MOMENTUM(モメンタム)」の名前が、ポータブルオーディオファイルだけでなく多くの音楽ファンに広く知られている。モメンタムを頂点としたゼンハイザーのワイヤレスヘッドホンのラインナップをさらに分厚くするために、上質なモメンタムのエッセンスと貫禄を受け継いだモデルが今回のアクセンタムだ。アーン氏はシリーズが誕生した背景を次のように語った。
「若年層の方々に、音楽・動画・ゲームなどのコンテンツをオンライン配信で楽しむスタイルが定着しています。若い方々からは、『コンテンツのサウンドにもこだわりたいけれど、いきなりフラグシップモデルのモメンタムに手を伸ばすことは難しい』という声が寄せられていました。期待に応えるため、音質や機能、装着感など音楽リスニングに大事な要素には上質であることを妥協せず、より手頃な価格設定を実現することがアクセンタムに課せられた挑戦でした」
「ACCENTUM」というネーミングに、ゼンハイザーの開発チームは様々な思いを込めた。若年層に限らず、あらゆるエンターテインメントの音にこだわりを持ちたいファンに、「ACCENT=アクセント」の効いたサウンドを届けること、あるいは上質なサウンドに没入する体験を「ACCELERATE」(加速)するヘッドホンを追求して、完成したヘッドホンがこの秋に発売を迎える。
■クラス最上級へのこだわり
特に「上位のモメンタムに引けを取らないサウンド」を実現することは重要な課題とされた。ゼンハイザーの独自設計によるダイナミック型ドライバーは、モメンタムシリーズの最新モデルである「MOMENTUM 4 Wireless」が搭載する42ミリ口径のドライバーに比べると、一回りほど小さな37ミリ口径だ。アーン氏はモメンタムのドライバーをそのまま小さくしたようなドライバーなのだと、そのコンセプトを表現している。
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