<レポート>アキュフェーズで、初のマルチチャンネルアンプが登場
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C−266は2チャンネルと6チャンネルの両方に対応したプリアンプ。2チャンネル再生と6チャンネル再生はボタン一つで切り替えられる。入力はアナログ6チャンネル端子を3系統(アンバランス2系統、バランス/アンバランス1系統)。DVDオーディオプレーヤーのマルチチャンネル出力をそのまま入力することができる。
DVDビデオを接続した場合は、サブウーファーとセンターの各チャンネルをL、Rに振り分けるダウンミックス機能も積んでいる。オプションのデジタル入力ボードを使用すれば、CDのデジタル入力に対応する。発売は来年の春を予定。
パワーアンプPX−600は6チャンネル分のアンプを内蔵したマルチチャンネルアンプ。チャンネルあたり80W(8Ω)の出力を実現している。各チャンネルについてバランスとアンバランス入力をそれぞれ装備するほか、2チャンネルずつ独立してブリッジ接続に対応するため、2、3、4、5、6チャンネルアンプとしても使うことができる。
本機の登場で、マルチチャンネル再生は、ピュアオーディオの次元に大きく広がることになるだろう。(山之内正)
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