同社プリアンプの新たな旗艦機が登場

アキュフェーズ、“Balanced AAVA”方式ボリューム採用のプリアンプ「C-3800」を発売

公開日 2010/05/21 20:12 ファイル・ウェブ編集部
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アキュフェーズ(株)は、独自のボリューム・コントロール方式を進化させた“Balanced AAVA”採用のプリアンプ「C-3800」を7月上旬に発売する。価格は1,785,000円(税込)。


C-3800
本機には同社のプリアンプ「C-2810」「C-2410」などのモデルが搭載していた独自の「AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)ボリューム・コントロール方式」を進化させた、“Balanced AAVA方式”が初めて採用された。入力端子から出力端子まで、信号の流れ全体を完全バランス構成としたことで、高純度の信号伝送と、電気特性のさらなる向上、高品位な音楽再生を可能にしている。信頼性の高い半導体部品類により回路を構成した事で、機械的な消耗がなく、性能・音質を長期にわたって維持できるメリットがあるという。

電源部は大電力容量のトロイダル・トランスを2個搭載。平滑コンコンデンサーには10,000μF×12の高音質パーツを採用し、左右独立構成で配置している。ライン入力、バランス出力、AAVAなどの回路を構成するユニットアンプ群は、左右チャンネルに分けてマザーボード上に配置し、フレーム構造によってしっかりと保持している。このモノ・コンストラクションによって、アンプ相互間の電気・物理的な干渉を徹底して抑制している。

本機の大部分はボリュームと一体化したラインアンプとなっているが、レコーダー機能、聴感補正が行えるコンペンセーターなどの機能も備えている。入出力端子に直結し、最短距離で信号切り替えが行えるロジック・リレーコントロールや、接続ケーブルを変えずに簡単に他のプリアンプが活用できる「EXT PRE」機能も搭載する。またプリント基板には低誘電率・低損失の「ガラス布フッ素樹脂基材」を用いるなど、全素材・パーツを音質向上のため吟味したという。

本体には専用ヘッドホンアンプを内蔵。レベルをLOW/MID/HIGHの3段階に切り替えて使うことができる。音質を重視した新開発の電源ケーブルが付属する。

【問い合わせ先】
アキュフェーズ(株)
TEL/045-901-2771

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