ソニーから業務用の音楽用CD-R録音機が発売

公開日 2000/11/09 14:48
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CDR-W33
●ソニーマーケティング(株)では、業務用オーディオ機器を各種取り扱っているが、その中のラインナップとして、同社がこれまで参入していなかったオーディオ用(音楽録音用)のCD-RおよびCD-RWレコーダー「CDR-W33」の発売を開始している。

内容は、音楽用CD-R/CD-RWメディアに対応する、SCMS準拠のCD-R録音機。24ビットAD、DAコンバーターを搭載し、余裕ある信号処理能力を実現。アナログ信号録音時に、デジタルイコライザー(3バンドパラメトリックタイプ)、デジタルリミッター、SBM(スーパービットマッピング)デジタルフィルターなどの信号処理を可能としている。

市販のDOS/Vパソコン用キーボード(PS-2)を接続できる専用端子を装備する。また本機の特徴として、ファイナライズ時に、ディスクタイトルや曲のタイトルを書き込み可能となっている。

デジタル入出力端子は光(TOS)と同軸を装備。サンプリングレートコンバーターを搭載。付属リモコンはワイヤードとワイヤレス両方に対応、業務用19インチラックに2Uでマウントも可能となっている。

なお、気になる本機による録音再生の音質に関しては、実際に録音試聴を行っての紹介レポートが11月21日に発売される「季刊・オーディオアクセサリー」誌に掲載される予定となっているので、ぜひ御参考にしてほしい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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  • ブランドSONY
  • 型番CDR-W33
  • 価格\75,000
【SPEC】
●録音可能ディスク(音楽用)→CD-R/CD-RW●再生可能ディスク→CD/CD-R/CD-RW ●録音方式→Track At Once(TAO)●チャンネル数→ステレオ2ch ●サンプリング周波数→44.1kHz ●サンプリングレートコンバーター→32kHz/44.1kHz/48kHz(自動選択)●周波数特性→20〜20,000Hz(+0.3-0.7)dB ●再生ダイナミックレンジ→96dB(アナログ録音時92dB)●再生SN比→98dB(アナログ録音時92dB、A-weighted)●ワウ・フラッター→測定限界(±0.001%、W.Peak)以下 ●アナログ入力→不平衡 ピンジャック×2、47kΩ、基準−44dBu、最大+12dBu ●デジタル入力→OPTICAL…角型光コネクタージャック×1、660nm、COAXIAL…ピンジャック×1、75Ω、0.5Vp-p±20%●アナログ出力→不平衡ピンジャック×2 、10kΩ以上、最大+8dBu(50kΩ負荷時)●デジタル出力→OPTICAL…角型光コネクタージャック×1、-18dBm、660nm、COAXIAL…ピンジャック×1、0.5Vp-p(75Ω時)、75Ω ●ヘッドホン出力→ステレオ標準ジャック、0〜10mW(レベル可変)、32Ω ●キーボード入力→6ピンミニDIN×1(PS-2キーボード用)●コントロールS入力→ミニジャック×1●電源→AC100V ●消費電力→12W●サイズ→482W×88H×290Dmm●質量→約4.6kg