ESシリーズのSACDプレーヤー中核機がソニーから発売
SCD-555ES |
SCD-555ESは、上級機の設計思想を受け継いだ、新開発の1レンズ2レーザーピックアップと高剛性ドライブユニットを採用するモデル。また、センタートレイによるフロントローディング方式を採用し、操作性や本体のラックなどへの組み込みにも配慮がなされている。
本機に搭載された高精度な信号処理プロセスは、上級機である「SCD-1」に準じた構成で、ディスクの信号を読み取る光学系ユニットには、新たに開発したレーザードライブユニットを採用。
ピックアップレンズ系は共用しつつ、スーパーオーディオCDと通常のCDとで独立したレーザーダイオードを配置している。これにより、ピックアップ部の小型化と、光学性能の向上を両立している。
また光学ピックアップ用ベースユニットは、より一層の高速アクセスを可能にする高剛性ユニットを新開発、トレース精度を高めた。
本体構造は、ESシリーズCDプレーヤーに採用の高剛性FBシャーシをさらに改良。シャーシ全体の振動を大きく低減し、回路の不要共振を抑制して、より高音質な再現性を追求している。
なお、SCD-555ESの音質試聴レポートが、「季刊オーディオアクセサリー」の99号(11月21日発売)に掲載となるので、こちらも参考にしてほしい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)