<EXPO/AUDIO>ボーズ、全天候型スピーカーのデモ
滝に打たれる哀れなスピーカー(左)。こちらはホワイト・タイプ(右)。 |
びしょ濡れのかわいそうなスピーカーはmodel251というサテライトスピーカーであった。フロントグリルの曲面が印象的なデザインだ。
新製品model251はもともと業務用の全天候型スピーカーで、雨が降る屋外での仕様に耐えられる設計になっている。どんな状況の中でも性能を発揮し、また、広角なのでリスニングポイントが広いという特徴を持っている。屋外用にも広い室内用にも使える。
今回、一般のホームシアター・ユースのためにこのmodel251をサテライト・スピーカーとして発売することになった。色はブラックとホワイトの2色で、251を5本にサブウーファAWCS−IIを組み合わせて、ハイグレードなAVシステムが完成する。
実際に全天候型であることがホームシアターで生かされるかどうかはわからないが、この際なので、庭に野外シアターを作ってみるのも面白い挑戦かもしれない。現実的には、広いリビングルームにお客さんを呼ぶ機会が多い家に良いのではないだろうか。スピーカーの上に水をこぼしても大丈夫なので、子供が来ても安心だ。(伊藤竜太)