ケーブルブランド探訪記(AUDIOQUEST編その4)
Diamondback(ダイヤモンドバック) |
第4回目はオーディオクエスト社のミドルクラスインターコネクトケーブル「Diamondback(ダイヤモンドバック)」をご紹介する。バランス二重構造で、絶縁材にはフォームポリエチレンを採用している。これはポリエチレンに空気を充填し形成したもので、非常に優れた誘導性能を持つ。RCA端子には抵抗溶接を採用するなど、細部にわたってこだわりのモデルとなっている。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●「オーディオクラフト」社のプロフィール
米国オーディオクエスト社は、社長でケーブルデザイナーでもあるビル・ロウ氏により、設計から端子のハンダ付けに至るまでの全工程にこだわった理想的なオーディオケーブルを求めて設立させた大手ケーブルメーカーである。同社の大きな特徴はハイパーリッツ構造。直径1mm程度もしくはそれよりも細い単線を、導体1本ずつに絶縁チューブで絶縁。それを複数本らせん状にねじった構造で、撚り線の長所であるSNの高さを維持しながら、撚り線の欠点を排除している。ラインナップとしては4芯ハイパーリッツ構造のスピーカーケーブルやバランス三重構造のインターコネクトケーブル、デジタル/ビデオケーブル等が代表的モデルとなっている。
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