TDKコアからクラシックDVDビデオの第2弾が登場!
左:「クリスマス・オラトリオ(全曲)」、右:「ブランデンブルク協奏曲(全曲)」 |
これはバッハ没後250年にちなんだ特別なもので、バッハ所縁の会場での感動の演奏を再現した2タイトルだ。
まず、「J.S.バッハ クリスマス・オラトリオ(全曲)」はガーディナー指揮による“バッハ・カンタータ巡礼の旅”で、バッハの教会カンタータ全曲を欧州各地のバッハ所縁の会場で開く前人未到の試み。このクリスマス・オラトリオは巡礼の最初の記念碑となる演奏となっている。イングリッシュ・バロック・ソロイスツの演奏で、独唱はクラロン・マクファデン、ベルナルダ・フィンク、クリストフ・ゲンツ、ディートリヒ・ヘンシェルで、合唱はモンテヴェルディ合唱団。収録は1999年12月23日、27日、ワイマール・ヘルダー教会で、収録時間は198分(2枚組み)。第3部はマルチアングル仕様となっている。なお、音声はリニアPCMステレオと、ドルビーデジタル5.1ch、さらにはDTS5.1chでも収録されているのも大きな話題となるだろう。価格は7,600円(税抜き)となっている。
もう1枚の「J.S.バッハ ブランデンブルク協奏曲(全曲)」はドイツ古楽器アンサンブルを代表するフライブルク・バロック・オーケストラ(ゴルツの指揮)がケーテン城の鏡の間で演奏を行ったもので、オーセンティックな映像と清冽で多様性に富む演奏が、バッハの魅力を余すことなく再現されている。収録は2000年3月23日〜26日で、収録時間は108分。こちらはリニアPCMステレオとドルビーデジタル5.1chの音声となっていて、価格は4,800円(税込み)。
いずれも発売は12月6日。クラシックファンにとっては、見逃せないソフトの登場だろう。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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