鬼才ヤスケンの新刊発売
『ステレオ』誌連載の「乱聴日記」を中心に、1999年後半から2000年秋までの各誌の連載から、音楽関連のエッセイをピックアップ(『季刊・オーディオアクセサリー』連載分も収録)。400字詰め原稿用紙で約900枚、約430ページの大著であるが、小気味よいテンポで綴られた文章はその量を感じさせない。ジャズ、現代音楽、オーディオ等々、氏の興味、好奇心の赴くままに文章は加速度を増していく。しかし、そのあらゆるものに向けられる好奇心と、還暦を迎えたとは思えない(失礼!)行動力には、脱帽するしかない。氏のパワーのかけらがもらえる本である。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
関連リンク