アキュフェーズから新型マルチチャンネル・デバイダーが登場

公開日 2001/01/30 15:40
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●マルチアンプ・システムを目指すファンに好評を博しているアキュフェーズのチャンネル・デバイダーに新しいモデルが登場する。

今回発売となるF-25Vは、高い評価を得たF-25をリファインし、そのノウハウを踏襲し、新しい素材と試聴を繰り返して誕生したもの。回路方式は高域の位相特性に優れたカレント・フィードバック増幅回路を搭載し、バランス伝送回路、厳選した素子とGICフィルターを組み合わせている点が大きな特徴だ。

F-25Vはフィルターアンプ1台とラインアンプ2台が標準装備の2ウェイ仕様だが、オプション・ユニットの追加により1台で4ウェイまで増設が可能になっている。さらに5ウェイ以上のシステムにする場合はF-25Vを複数台に拡張する。なお、クロスオーバー周波数を決定する周波数ボードはオプションで、フィルターアンプユニットを外して設置する方法を採用し、F-20、F-25と共通となっている。

価格は39万円で発売は2月初旬を予定。本機は究極のオーディオシステムであるマルチチャンネルシステムを満喫するために最適なチャンネル・デバイダーといえるだろう。期待して待っていてほしい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)



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  • ブランドACCUPHASE
  • 型番F-25V
  • 発売日2001年2月初旬
  • 価格\390,000
【SPEC】
●最大入力レベル(歪率0.01%以下 20〜20kHz):バランス7.0V、アンバランス7.0V●全高調波歪率(20〜20kHz 出力2.0V):0.003%●周波数特性(単一チャンネル等価帯域):20〜20kHz+0−0.2dB、4〜180kHz+0−3.0dB●利得:0dB●クロスオーバー周波数:周波数ボードの差し替えで変更、標準周波数21ポイント●クロスオーバー特性:−3.0dB±5%●スロープ特性:12dB/octave、18dB/octave、24dB/octaveスイッチで切替●入力インピーダンス:バランス40kΩ、アンバランス20kΩ●出力インピーダンス:バランス50Ω、アンバランス50Ω●最小負荷インピーダンス:バランス600Ω、アンバランス600Ω●S/N(出力0.5V IHF-A補正):100dB●アッテネーター(各ラインアンプ内ATTスイッチで切替):0dB/10dB●レベル調整(各帯域共左右独立):0〜−8dB(0.5dBステップ)、−8dB〜−20dB(1dBステップ)、−∞●消費電力:32W●サイズ:475W×170H×394Do●質量:15.4kg●オプション:ラインアンプユニットLA-25V(\60,000)、フィルターアンプユニットDN-25V(\60,000)、周波数ボード(\15,000)