東芝、光伝送デバイス「トスリンク」の新製品を出荷開始

公開日 2001/02/28 20:36
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伝送速度は15Mb/sと高帯域のため、 DVDなどで必要となる96kHzサンプリングの信号も余裕を持って伝送できる
●(株)東芝は、デジタルオーディオ用光伝送デバイス「トスリンク」の新製品として、 低電圧・高帯域・高感度の「TOTX141」など4品種を商品化し、サンプル出荷を本日から開始する。 新製品の量産は3月から月産100万個で開始し、 年末にはトスリンク全体で月産500万個規模に拡大する予定。

トスリンクは、同社が、産業用光伝送デバイスで培った技術をもとに 民生用として開発したもので、CDやDVDなどほぼ全てのデジタルオーディオ機器の光インタフェースとして搭載されていつ。

新製品は、多様な機器への展開で求められる低電圧3V駆動を実現し、 さらに、高帯域・高感度の特徴を備えた。 同社の従来製品と同様に、送信IC,受信ICを内蔵しているため、周辺ICとのインタフェースが容易にとれるところに特徴がある。

この製品は、先日松下電器が発表したDVDオーディオプレーヤー「DVD-RP91」にも採用されている。音質向上に寄与していることを期待したい。(Phile-web編集部)

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