シャープとケンウッド、1ビットアンプで技術提携
●シャープ株式会社と株式会社ケンウッドは、デジタルオーディオ商品における1ビットアンプ技術に関し、技術提携を行うことで合意した。
今後の商品展開について、ケンウッドでは、据え置きタイプのホームステレオ、AVアンプ、AVレシーバーを始め、ポータブルオーディオ、カーオーディオ等、あらゆる商品分野への応用を検討しているという。また、1ビット技術のさらなる改良発展においては、より一層の音楽的な熟成、省スペース化ならびに高効率化を目指したデバイス開発を推進していくという。
今後、両社での1ビットアンプ採用機種の増加に伴い、量産効果によるコストダウンが期待される。また、マーケティング面にもさらに力を入れていく予定というので、1ビットオーディオのさらなる飛躍に期待が持てそうだ。(Phile-web編集部)
■1ビットアンプ技術とは?■
原音がもつ情報量をほぼそのままデジタルで再現することを目指して、1秒間に約280万回(約2.8MHz)という超高速サンプリングで1ビット信号を増幅することにより(CDの64倍に相当する分解能)、音の立ち上がり、滑らかさを高品位に再現する音の解像度の高いサウンドを実現、より自然な音に近いピュアなサウンドを生み出す。1ビット信号はマルチビット信号に見られる情報の間引きや推量補完が無く、直前の信号に対する変化量で連続的にデジタル化するため、より原音に近い高音質を可能にする。加えて、1ビットならではの高い信号変換効率による製品の大幅な省電力化や、極めて少ない発熱量により放熱機構の簡素化、コンパクト化を図れるなど次世代デジタルオーディオ時代の最適技術として注目されている。
今後の商品展開について、ケンウッドでは、据え置きタイプのホームステレオ、AVアンプ、AVレシーバーを始め、ポータブルオーディオ、カーオーディオ等、あらゆる商品分野への応用を検討しているという。また、1ビット技術のさらなる改良発展においては、より一層の音楽的な熟成、省スペース化ならびに高効率化を目指したデバイス開発を推進していくという。
今後、両社での1ビットアンプ採用機種の増加に伴い、量産効果によるコストダウンが期待される。また、マーケティング面にもさらに力を入れていく予定というので、1ビットオーディオのさらなる飛躍に期待が持てそうだ。(Phile-web編集部)
■1ビットアンプ技術とは?■
原音がもつ情報量をほぼそのままデジタルで再現することを目指して、1秒間に約280万回(約2.8MHz)という超高速サンプリングで1ビット信号を増幅することにより(CDの64倍に相当する分解能)、音の立ち上がり、滑らかさを高品位に再現する音の解像度の高いサウンドを実現、より自然な音に近いピュアなサウンドを生み出す。1ビット信号はマルチビット信号に見られる情報の間引きや推量補完が無く、直前の信号に対する変化量で連続的にデジタル化するため、より原音に近い高音質を可能にする。加えて、1ビットならではの高い信号変換効率による製品の大幅な省電力化や、極めて少ない発熱量により放熱機構の簡素化、コンパクト化を図れるなど次世代デジタルオーディオ時代の最適技術として注目されている。
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