JBL、省スペースなトールボーイスピーカー2モデルを発売

公開日 2001/05/30 18:55
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●ハーマンインターナショナル(株)は、明瞭な中高域と量感溢れる低域を両立した、スペースファクターに優れたトールボーイ型フロアスピーカー「A850」(\52,000/1本)「A550」(\52,000/ペア)の2モデルを7月上旬より発売する。

いずれも、コンパクトスピーカー・クラスの横幅ながら、ピュアオーディオ・リスニングのみならず、ホームシアター用にも適している。防磁設計が施され、テレビの側にも設置できる。

「A850」は20cm径3ウェイ・フロアー型。低域ユニットには、天然パルプの素材感を活かした無漂白/無着色ホワイトコーン採用の20cm径ウーファーを搭載。磁気回路をがっちりと支え、大振幅時のねじれ、たわみの極めて少ない堅牢なアルミダイキャスト・フレームの採用も見逃せない。中域にはウーファーと共通設計の13.3cm径ホワイトコーン・ミッドレンジユニット、高域には40kHzを超える超高域再生能力を誇る25mm径ピュアチタン・ドームツィーターを搭載した。重量級MDF製キャビネットにチェリー木目調仕上げを施した高級感あるデザインを採用。ネイビーブルーのバッフルがホワイトコーンを一層引き立てる。

「A550」の低域ユニットには、天然パルプコーン採用の13.3cm径ウーファーをダブルで搭載し、スリムな外観に反した厚みと量感がもたらされた。高域ユニットには、接合部に起因する伝達ロスを無くし高いリニアリティーを確保したボビン一体成型の25mm径チタンコンポジット・ツィーター採用。コーン型とドーム型の特徴を併せ持つバランスドライブ構造により、30kHzを超える超高音域まで歪の少ない素直な音色を維持した。筐体は、横幅わずか18cmのスリムなキャビネットは堅牢なMDF製。また、キャビネットと同じチェリー木目調仕上げを施した横幅29cmのフットバーが付属。キャビネット底面に取り付けることで転倒を防止する。前後/左右どちらの方向にも取り付け可能なので、設置場所の状況にあわせて使い分けられる。(Phile-web編集部)

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  • ブランドJBL
  • 型番A850
  • 発売日7月上旬
  • 価格¥52,000(1本)
【SPEC】●周波数特性:45Hz〜40kHz ●能率:88dB(2.83V/m) ●インピーダンス:6Ω ●最大許容入力:150W ●外形寸法(W×H×D)mm:250×970×285 ●質量:21.5kg
  • ブランドJBL
  • 型番A550
  • 発売日7月上旬
  • 価格¥52,000(ペア)
【SPEC】●周波数特性:60Hz〜30kHz ●能率:88dB(2.83V/m) ●インピーダンス:6Ω ●最大許容入力:100W ●外形寸法(W×H×D)mm:180×880×210 ●質量:10.0kg