ナミ・レコードの新譜3作品をご紹介
『イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲)』(WWCC7396/¥2,940・税込み)は東フィルの首席、モルゴーアSQの主宰者としての活躍のヴァイオリニスト、荒井英治。今回はイザイの6曲の頂点に挑んだ。曲の核心に迫っていく彼のヴァイオリンが、豪壮な響きと幽玄な空気の交錯する。
『エボカシオン』(WWCC7397/¥2,835・税込み)は実力ではまさに群を抜く存在であるにもかかわらず、専ら室内楽で各レーベルからリリースされていたピアニスト、長尾洋史。初のソロ・アルバムとなる本作にて、真の実力を見せつけてくれる作品である。
『J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア』(WWCC7401/¥2,730・税込み)は前作の平均率第一巻で、不等分律1/6の採用のみならず、演奏の内容によって大きな評価を得たピアニスト、大森智子のバッハ・シリーズ第2弾。ここでは古典調律の不等分律に加え、曲順にも配慮を加え、芸術的作品集に仕上げている。
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ぜひお楽しみいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)