ケーブルブランド探訪記(オーディオテクニカ編 その21)
AT-MDC1 |
同モデルはCD→MDへの録音などで、手軽に活用できるためのデジタルケーブルである。そのため、端子の違う3種類がラインナップされ、ポータブルから据え置き型まで、様々な機種に適合できる。
同シリーズの特徴はケーブルの端末がラウンド加工されて、信号をスムーズに伝送できる点にある。また、気軽に使えるAPF(オールプラスティックファイバー)や、光フィルターシースでジッター*&光ノイズを抑制する。シースカラーはブルースケルトンで、防塵保護キャップがプラグ先端をガードする。
お手持ちの機器に合わせて、ぜひ気軽に利用していただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●「AT-MDC」シリーズのラインナップ
角形光プラグ←→角形光プラグ
AT-MDC1/0.5 ¥1,700.(長さ 0.5m)
AT-MDC1/1.0 ¥1,900.(長さ 1.0m)
AT-MDC1/1.5 ¥2,100.(長さ 1.5m)
AT-MDC1/2.0 ¥2,300.(長さ 2.0m)
角形光プラグ←→丸形光ミニプラグ
AT-MDC2/0.5 ¥2,200.(長さ 0.5m)
AT-MDC2/1.0 ¥2,400.(長さ 1.0m)
AT-MDC2/1.5 ¥2,600.(長さ 1.5m)
AT-MDC2/2.0 ¥2,800.(長さ 2.0m)
丸形光ミニプラグ←→丸形光ミニプラグ
AT-MDC3/0.5 ¥2,200.(長さ 0.5m)
AT-MDC3/1.0 ¥2,400.(長さ 1.0m)
AT-MDC3/1.5 ¥2,600.(長さ 1.5m)
AT-MDC3/2.0 ¥2,800.(長さ 2.0m)
●オーディオテクニカ社のプロフィール
オーディオテクニカは、アナログメーカーとしての長い実績を生かし、豊富なアクセサリーの開発を手掛け、現在に至るオーディオファンお馴染みの国内のトップブランドである。ケーブルの開発に関してもその積極的な姿勢が惜しみなく投入されている。素材競争の中でもいち早くLC-OFCを導入し、その後もPCOCCや6N銅線、Hi-OFCの開発など、常にリーダー的な役割を担ってきた同ブランド。線材だけではなく絶縁材や被覆に関してもセラミック系やゴム系など数々の素材に関しても果敢な研究を続け、現在はハイブリッド構造の線材とレオストマー絶縁体、チタン配合シースにその技術の集大成がある。
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