MURATAが球形スコーカー搭載の2ウェイシステムを発表
写真左:球形トゥイーターES103を付加した状態 写真右:圧電セラミックスは音響インピーダンスが強いため、指で触れても音の変化はない |
ES024は「より自然な音の再生」を目標に開発が進められたモデルで、球形トゥイーターES103の開発で培われた振動板の高追従性を可聴帯域にまで広げるため、新開発の半球セラミックの球形スコーカーが搭載されている。低域部は、これも独自開発のダンパーレス平板ダイナミック型ウーファーを用い、ウーファーとスコーカーを垂直軸上に配置。置き場所やリスニングポイントを選ばない、完全無指向性モデルとなっている。
本機の最大の特徴である球形スコーカーは、振動板の追従性が高く、不要な分割振動を生じにくい半球圧電セラミックス製。中音域をバックロードホーンで補い、ホーンの特性を利用したメカニカルなネットワーク構成が採用されている。
本モデルは、2002年1月7日より同社WEBサイトで受注受付が開始される予定。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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