ケーブルブランド探訪記(PAD編その7)
同シリーズにも前回ご紹介のイスタールシリーズ同様に、インターコネクトとスピーカーケーブルがラインナップされている。インターコネクトはRCA-RCA、XLR-XLR、RCA-XLRの仕様があり、スピーカーケーブルにはステレオワイヤ、バイワイヤ、ヴァーティカル・バイワイヤ、トライワイヤが用意されている。端末は1/4インチスペード、8mmスペード、バナナ、ピン、スピコンの選択が可能だ。なお、詳細なスペックに関しては下記をご参照いただきたい。ぜひともPAD社最新かつ最高の音質を味わっていただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●PAD社のプロフィール
PURIST AUDIO DESIGN(PAD)の歴史は1987年に始まる。創立者のジム・オッド氏は元油田探索会社の情報伝達技術者であり、ダイナマイトで爆破した海底の情報を船上に伝送する過程で、振動や電磁波の研究をすることになる。それが、リキッドジャケットという斬新でユニークな発想につながることとなる。この特殊な液体を注入するという構造を採用することで、固体のシールドではしきれない振動や電磁波を、より効果的に排除することができるのだ。その他、素材の超低温(クライオジェニックス)処理などさまざまな技術を応用させ、過去に類例を見ない斬新なケーブルの開発に成功し続けている。
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