マイスターミュージックから中野振一郎の新譜2枚、本日発売!

公開日 2002/06/24 09:38
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『バッハ以降のチェンバロ協奏曲集』(左)と、 『ラ・フォリア 〜イタリアの作曲家6人による〜』(右)
●デトリック・デ・ゲアール氏製作によるマイクロホン、「エテルナ・ムジカ」を使用したワンポイント・ステレオ・レコーディングと、ハードディスクからのダイレクトカッティング、PMCDによるクリスタル・カッティングによるソフト作りを特徴とするマイスターミュージックからの、6月24日発売の新譜をご案内する。

オリジナル楽器専門シリーズの「ムジカ・フマーナ」に加わる今回の新譜は、2枚。チェンバロの中野振一郎による『バッハ以降のチェンバロ協奏曲集』と、中野振一郎とコレギウム・ムジクム・テレマンによる 『ラ・フォリア 〜イタリアの作曲家6人による〜』。美しく、爽やかなチェンバロの音色とハーモニー、オリジナル楽器ならではの魅力あふれる作品となっている。いずれも、落ち着いたジャケットデザインが採用され、中野振一郎による曲目解説も掲載されている。収録曲目などは、下記ホームページを参照いただきたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)


【 バッハ以降のチェンバロ協奏曲集 】 中野振一郎(チェンバロ)
チェンバロ協奏曲はヨハン・セバスティアン・バッハが生み出したといっても過言ではないでしょう。(中略)チェンバロ協奏曲のコンセプトはただ一つ…派手に。そしてこのコンセプトはそのまま後の世の古典派やロマン派のピアノ協奏曲へと引き継がれてゆくのです。もしバッハのチェンバロ協奏曲が無ければ、ラフマニノフのピアノ協奏曲があったかどうか?    

ではバッハの同時代あるいは少し後の音楽家たちはどのようなチェンバロ協奏曲を書いていったのでしょうか? このディスクではバッハより少し後、そしてフランス革命より前に書かれた「チェンバロ協奏曲」…まだまだチェンバロが健在な時代の名曲を集めました。
(中野振一郎ライナーノーツより)

●タイトル:『バッハ以降のチェンバロ協奏曲集』
●演奏: 中野振一郎(チェンバロ)
●レーベル:MEISTER MUSIC
●ディスク番号:MH-1125
●発売日:6月24日発売
●価格:¥2914(税抜価格)


【 ラ・フォリア 〜イタリアの作曲家6人による〜 】
中野振一郎(チェンバロ)、コレギウム・ムジクム・テレマン

●タイトル:『ラ・フォリア 〜イタリアの作曲家6人による〜』
●演奏: 中野振一郎(チェンバロ)、コレギウム・ムジクム・テレマン
●レーベル:MEISTER MUSIC
●ディスク番号:MH-1124
●発売日:6月24日発売
●価格:¥2914(税抜価格)

フォリア(作曲者不詳)のあの有名な旋律が、フレスコパルディ→コレルリ→スカルラッティ→ヴィヴァルディと進むにつれ、編成、アレンジが複雑となり、やがて、ラストのジェミニアーニでは『コンチェルト・グロッソ』として、美しい大輪の花を咲かせます。(解説より)


●発売元、問い合わせ
マイスター・ミュージック(Tel:045-565-0650)

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