TDKコアより新生レーベル「アルテ・デラルコ」が誕生
記者会見に参加した鈴木秀美氏、右は第1弾のアルバム |
この「アルテ・デラルコ」レーベルは、世界的なチェリストであり近年は指揮者としても精力的に活動中の鈴木秀実氏が昨年結成し、今年5月に旗揚げ公演を行った古典派音楽専門の管弦楽団「オーケストラ・リベラ・クラシカ」のライヴ演奏収録を中心に年数回のCDリリースを目的に設立された新レーベル。その第1弾として、今年5月の「オーケストラ・リベラ・クラシカ」デビュー公演のライヴ収録CDを9月28日にリリースする。
この「アルテ・デラルコ」は、アーティストである鈴木秀美氏自信が所有するという、新しいレーベルの形体である点に大きな特徴がある。
「18世紀の古典派音楽の中でも特にハイドン初期〜中期の作品の今まで知られていなかった素晴らしさをできるだけ多くの方々に味わっていただきたいです。」と語る鈴木氏。使用する楽器は全てが古典派のオリジナル楽器で、ピッチも当時いちばん多かった430を採用するなど徹底的に忠実に当時の演奏を再現することに成功した。
なお、同レーベルのCDの企画・制作・発表はTDKコアが担当し、「オーケストラ・リベラ・クラシカ」の演奏会にできる限り同期したCDの発売を行っていく。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)