独アコースティックアーツより電源タップ「Power Strip」が登場
Power Strip |
アコースティックアーツ社が「自社のコンポーネント群とマッチするグレードの電源タップが無い」と考えたことが、この製品を開発した理由だという。
シャーシはアルミ一体型構造でシールド性能に優れ、帯磁の原因となる鉄等は一切使っていない。アルミ製パネル部はそれぞれ別々にアースを取っている。
ケーブル部分は既に発売されている「PowerCord2」(\69,800)電源ケーブルでも好評を博しているフェライトシールドを施し、さらにアルミホイールシールド、錫メッキ銅編組の3重シールドを採用した。
線材には高純度無酸素銅(OFC)を用い、電源からのケーブル部には4mm厚のマルチワイヤー、各ソケット間の配線には2.5mm厚の単線が使用されている。
8口用意された各ソケットは、アコースティックアーツの独自の理論に基づき、ホスピタルグレード、UL規格といった抜けない(硬い=1点が強い=接触面が少ない)製品を採用するのではなく、接触面が多く、接触抵抗の少ないソケットを採用する為に様々な部品を試したという。オーディオにおいては、硬くて抜けない事よりも接触面が大きく通電量が多いことを重視してソケットを選んだという。
さらに、各ソケットは1つずつシャーシにあるレールに通すことで設置される。揺れに対してソケット全体で追従するので接点が揺れず、常に安定した電流供給が可能となっている。(Phile-web編集部)
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