[貝山知弘編]DVDディスクガイド『DVDで見るアカデミー賞映画200』本日発売!

公開日 2002/11/22 11:31
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『DVDで見るアカデミー賞映画200』貝山知弘編
●(株)立風書房より、アカデミー賞の技術部門に焦点をあてたディスクガイド『DVDで見るアカデミー賞映画200』が本日発売された。価格は2,100円(税抜)。

本書は、アカデミー賞の編集賞、撮影賞、視覚効果賞、音響賞、音響効果編集賞に選ばれた高画質・高音質のDVDソフトを紹介した、今までにないタイプのディスクガイド。弊社「季刊・オーディオアクセサリー」「AVレビュー」などで健筆をふるうオーディオビジュアル評論家・貝山知弘氏が編者を務めている。映画プロデューサーとして活躍し、『南極物語』など数々の名作を世に送り出してきた氏ならではの深い洞察が、随所に散りばめられている。

以下、貝山氏による本書の序文から一部引用しよう。

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最近の映画の内容は、技術的な手法と切り離せぬものとなりつつある。ストーリーを追うだけの作品解説では、表現が多様化した映画の魅力のすべてを語り尽くすことはできない。いままでの映画やビデオの案内書では、作品や監督、俳優にスポットを当てたものが大半で、技術的な手法を、作品単位に易しく解説したものはなかったと記憶している。特定のジャンルに限らず、さまざまな技術的手法を知ることによって、はじめて映画を細部まで見ることが可能となり、いい意味で深読みをする手助けになるはずだ。映画の表現に密着しながら、できるだけ多くの技術的な手法に触れ、映画の見方を平易に解説するというのが、本書の意図するところである。

<中略>

紹介作品の選択にあたっては、比較的最近の作品に重点を置いている。それは、できるだけ画質、音質が優れたDVDを選びたいという意思が働いた結果である。読了後には、ここで紹介した名画を改めて見直してもらいたい。多彩な技術の集積によって作り出されたスペクタクルや、きめ細かいディテールの描写に込められた製作者達のメッセージに、改めて気づくことができるはずだ。

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それぞれのディスクガイドには、スタッフクレジットやDVDの細かな仕様はもちろん、関連作品も紹介されている。

【DVDで見るアカデミー賞映画200】
◆発行 株式会社 立風書房
◆企画編集 株式会社 アルク出版企画 
◆編者 貝山知弘
◆執筆者 伊尾喜大祐/貝山知弘/上島春彦/竹之内円/山崎まどか/米田由美
◆仕様 四六判 本文256ページ
◆価格 2100円+税
◆発売日 11月22日
◆全体の構成
第1章 素晴らしきかな、映像と音響の世界! 〜複数受賞作品〜
第2章 ルックとリズムが決め手! 〜編集賞〜
第3章 究極の映像美はこれだ!  〜撮影賞〜
第4章 テクノロジーとセンスで作る! 〜視覚効果賞〜
第5章 マルチチャンネルとの遭遇!  〜音響賞〜
第6章 サウンドで映像を表現! 〜音響効果編集賞〜

(Phile-web編集部)

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