ケーブルブランド探訪記(モンスターケーブル編 その1・「シグマ・レトロ・シリーズ」)
RCAオーディオケーブル「SRGI」(左)/SPケーブル「SRGS」(右) |
ケーブルの音質を左右するのは、導体よりも構造や絶縁体にあるとする基本理念を基に、電磁界の影響に対する対策や、低域と高域の電波速度の違いに対する対策など、あらゆる研究を繰り返して現在に到る。
2000年に同社の技術を集結させた、新フラッグシップSPケーブルとRCAオーディオケーブルの「シグマ・レトロ・シリーズ」を発表。また、近年ではマルチチャンネルや映像系のケーブルにも力を入れ、CPの高い入門モデルからハイエンドまで幅広い対応力を誇り、まさに世界最大のケーブルメーカーとして君臨し続けている。
第1回目は今ご紹介した同社の新フラッグシップ「シグマ・レトロ・シリーズ」のRCAオーディオケーブルとスピーカーケーブルをご紹介する。
RCAオーディオケーブル「SRGI」は分割タイムコレクト構造で、中域の再現力に富む高純度6N銅による撚り線構造や、各帯域同士の干渉を防ぐ理想のマイクロファイバー絶縁体を採用するなど徹底した音質管理が施されたモデルである。
また、スピーカーケーブル「SRGS」は可聴帯域の歪みを取り除くスーパーマルチツイスト構造を採用。各帯域同士の干渉を防ぐ理想のマイクロファイバー絶縁体中域の再現力に富む高純度6N銅による撚り線構造の採用など同社の技術を集結させたのモデルとなっている。ぜひともお楽しみいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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