ケーブルブランド探訪記(AET編 その3 POSEIDON SP)
POSEIDON SP \55,000(1.5mペア) |
絶縁体は強化繊維をスパイラル状に巻きつけた構造で、柔軟で振動に極めて強い耐性を誇っている。それらを、4芯対抗配置構造に配置し、インダクタンス低減とノイズ低減を同時に実現することができる。
また、被覆には2種類の繊維を使用し、柔軟ながら高い耐震性を同時に実現させたシーケンシャルレゾナンスジャケットを採用している。熟練技術者が手作業で行う端末処理は均一性が高く、確実な結線を約束できる。
さらに仕上げとして、同社独自のDCT処理(-196℃/20h)を施す事で、原子レベルでのストレスフリー状態を実現させている。「津波のように押し寄せるサウンドステージ」をイメージして開発されたこの”海王ポセイドン”をぜひともお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●AET社の概要
AET(Audio Equipment Technologyの略)は1981年にHCP(Highend Cable Products)として設立。80年代後半に発表した、ハイエンドホースシリーズが注目を集め、2001年度より社名をAETと改め、高度な低温処理技術を取り入れたラインナップが人気となった。2002年度にはアモルファス合金を採用したGAIA、URシリーズなどが誕生し、オーディオ分野や映像分野でハイエンドケーブルとして高い評価を得ている。
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