「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.73とNo.74を紹介!
(左)No.73:マーラー「交響曲第6番<悲劇的>」(右)No.74:マーラー「交響曲第9番・第10番〜アダージョ」 |
◆No.73:マーラー「交響曲第6番<悲劇的>」
・マーラーの内的世界を描く交響曲。大作の核心を描く演奏。
緊密な構成、心の内奥を描く充実した音楽が前後の交響曲と一線を画す交響曲第6番。インバルの精緻きわまる棒とフランクフルト放送響の機能美で描き出されるマーラー音楽の深淵。ワン・ポイント+遅延補正マイクによる名録音。
・ディスク番号:COCO-70475〜76
・価格:\1,500(税抜)
・エリアフ・インバル指揮
・フランクフルト放送交響楽団
・録音:1986年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術特選
◆No.74:マーラー「交響曲第9番・第10番〜アダージョ」
・死への憧れ、生の讃歌、巨大な美しさを描き尽くす感動の名演。マーラーの完成された最後の交響曲は死への予感の中で描かれもの。緩徐楽章を両端におく異様な配置であるが、その音楽はこれまでになく深い感情を描き、受ける感動は筆舌に尽くしがたい。インバルの棒のもとオーケストラの有機性は極限まで高められている。
・ディスク番号:COCO-70479
・価格:\1,000(税抜)
・エリアフ・インバル指揮
・フランクフルト放送交響楽団
・録音:1992年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術特選
・2タイトルとも現在発売中
・マーラーの世界を是非とも堪能して頂きたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
◆エリアフ・インバル
・指揮者。1936年エルサレム生まれ。バーンスタインの推薦で奨学金を得て、パリ音楽学院で学ぶ。63年グイド・カンテッリ指揮者コンクールで1等を受賞後、各地で活動を開始。74年から89年までフランクフルト放送交響楽団の音楽監督、同楽団を世界的なレベルに引き上げた。レパートリーは古典派から20世紀音楽まで幅広いが、特にマーラー演奏は定評がある。95年から2000年まで東京都交響楽団の特別首席指揮者、現在はベルリン交響楽団の主席指揮者。
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