「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.89とNo.90を紹介!

公開日 2003/04/23 09:36
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(左)No.89:シューマン「交響曲第2番ハ長調/第4番ニ短調」(右)No.90:スメタナ「連作交響詩<わが祖国>(全曲)」
●コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から発売された、「DENON CLASSICS CREST 1000」のNo.89:シューマン「交響曲第2番ハ長調/第4番ニ短調」とNo.90:スメタナ「連作交響詩<わが祖国>(全曲)」をご紹介する。

◆No.89:シューマン「交響曲第2番ハ長調/第4番ニ短調」

・シューマンの内奥にたぎるロマンが解き放たれる。
スウィトナー自身「私には全4曲中の白眉です」と語った第2番と、最もシューマン的と言われる幻想的な傑作、第4番。タイトル付きの<春>や<ライン>にポピュラリティーにおいて一歩譲るとはいえ、作品の充実度という点では優るとも劣らない。名匠スウィトナーの音楽性、ベルリン・シュターツカペレのほの暗い響き、東ベルリンのキリスト教会の深々とした音響、全てがシューマンのロマンを表現するために最高度に作用している。

・ディスク番号:COCO-70497
・価格:\1,000
・指揮者名:オトマール・スウィトナー指揮
・楽団名:ベルリン・シュターツカペレ
・録音:1987年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術推薦

◆No.90:スメタナ「連作交響詩<わが祖国>(全曲)」

・細部に至るまで丁寧に彫刻された完成度の高い秀演。文化庁芸術祭優秀賞受賞。
東響や日フィル等への客演を通して日本にもファンの多いスメターチェク円熟期の代表的名盤で、1981年の文化庁芸術祭優秀賞を受賞している。アンチェル、クーベリック、ノイマンといったチェコの名指揮者達とひと味違う大人の風格を備えた<わが祖国>で、シルクの肌触りを持つ弦、典雅な木管、名手揃いの金管といったチェコ・フィルの美質を十全に発揮させており、細部に至るまで丁寧に彫刻されたきわめて完成度の高い秀演。

・ディスク番号:COCO-70498
・価格:\1,000
・指揮者名:ヴァーツラフ・スメターチェク指揮
・楽団名:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
・録音:1980年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術特選/朝日試聴室推薦/文化庁芸術祭優秀賞

・2タイトルとも現在発売中

・シューマンとスメタナの世界を是非とも堪能して頂きたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

◆オトマール・スウィトナー
・指揮者。1922年オーストリア生まれ。ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院でクレメンス・クラウスに師事。41年にモーツァルテウム管を指揮してデビュー。60年にドレスデンのシュターツオーパー(州立歌劇場)、64年からはベルリン・シュターツオーパーの音楽総監督を25年間務めた。73年からNHK交響楽団の名誉指揮者。オーソドックスで格調高い音楽で知られる。

問い合わせ先
コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
(DENON)
п@03-3584-8111
FAX 03-3584-5176


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