「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.103とNo.104を紹介!
(左)No.013:モーツァルト「弦楽五重奏曲第2番ハ短調/第6番変ホ長調」(右)No.104:モーツァルト「弦楽五重奏曲第1番変ロ長調/第5番ニ長調」 |
◆No.013:モーツァルト「弦楽五重奏曲第2番ハ短調/第6番変ホ長調」
・常設の五重奏団であるかのような緊密な一体感。アカデミー賞に輝く名盤中の名盤。
弦楽五重奏というと、四重奏団4人とゲスト1人との間に距離感を残している演奏が多い中、お互いを知り尽くしたスメタナ四重奏団とスークによるこのアンサンブルの緊密な一体感は、まるで常設の五重奏団であるかのようで、室内楽の醍醐味を満喫させてくれる。第3番/第4番に続いてレコード・アカデミー賞を受賞したチェコ室内楽の金字塔。シリーズ中唯一「芸術家の家」で録音されたもので、録音面での魅力も大きい一枚。
・ディスク番号:COCO-70514
・価格:\1,000
・楽団名:スメタナ四重奏団/ヨゼフ・スーク(ヴィオラ)
・録音:1981年[PCMデジタル録音]
・推薦:レコード・アカデミー賞/レコード芸術推薦/朝日試聴室推薦
◆No.104:モーツァルト「弦楽五重奏曲第1番変ロ長調/第5番ニ長調」
・神々しいまでの高みにある室内楽演奏の極。
人気、実力とも絶頂期にあったスメタナ四重奏団に、チェコの至宝スークがヴィオラで加わったエヴァーグリーンの全集が、この一枚を持ってクレスト・シリーズで揃う。弦楽五重奏曲はモーツァルトの室内楽の精髄だが、特殊な編成のため名演が生まれにくいレパートリー。この演奏が今なお最高峰として屹立しているのは、練り上げられたアンサンブルと表現が極限の高みに到達し、神々しいまでの光を放っているからに他ならない。
・ディスク番号:COCO-70515
・価格: \1,000
・楽団名:スメタナ四重奏団/ヨゼフ・スーク(ヴィオラ)
・録音:1983年[PCMデジタル録音]
・推薦:レコード芸術特選/朝日試聴室推薦
・2タイトルとも現在発売中
・モーツァルトの世界を是非とも堪能して頂きたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
◆スメタナ四重奏団
・1945年結成のチェコの弦楽四重奏団。89年に解散。プラハ音楽院でJ・ミツカに師事したコステツキー、コホウトら4人の弦楽器奏者で結成。51年にチェコ・フィルの室内楽グループとなる。50年代半ばにロンドン、ニューヨークでデビュー。スメタナとドヴォルザーク、ヤナーチェクの四重奏曲の演奏を中心とし、個々の高い技量と統一性を誇った。モーツァルトやベートーヴェンなどの、いわゆる古典派の演奏でも名高い。
◆ヨゼフ・スーク
・ヴァイオリニスト。1929年プラハ生まれ。ドヴォルザークの曾孫、同姓同名の作曲家・ヴァイオリニストのヨゼフ・スークを祖父にもつ。プラハ音楽院卒業後スーク・トリオを結成し、室内楽に力を注ぐ一方、ソリストとしても活躍する。その音色は気品を湛えて美しく、音楽性は虚飾を排した気高いものである。バロックから現代に至る幅広いレパートリーを誇る現代の巨匠の一人である。
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コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
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