「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.111とNo.112を紹介!
(左)No.111:テレマン「6つの四重奏曲」(右)No.112:ベートーヴェン「七重奏曲変ホ長調/六重奏曲変ホ長調」 |
◆No.111:テレマン「6つの四重奏曲」
・芸術作品賞受賞の名盤、「パリ四重奏曲集」と対をなすバロックの宝石。
トラヴェルソの至宝、有田正広、アカデミー賞連続受賞の寺神戸亮、ヨーロッパを中心に大活躍の上村かおり、そして今やフランス最高のチェンバロ奏者とされるクリストフ・ルセ。4人の世界的名手が織りなす夢のような美しさは、文化庁芸術作品賞を受賞した名盤「パリ四重奏曲集」の再現。是非セットで揃えたい。エムシュのオリジナル・クラヴサンの素晴らしい響きも特筆すべきもの。
・ディスク番号:COCO-70523
・価格:\1,000
・奏者名:有田正広(フラウト・トラヴェルソ)/寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン)、上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
クリストフ・ルセ(ハープシコード)
・録音:1995年[PCMデジタル録音/MS 20ビット・プロセッシング]
・推薦:レコード芸術特選
◆No.112:ベートーヴェン「七重奏曲変ホ長調/六重奏曲変ホ長調」
・ヘッツェルが率いたウィーン室内合奏団のラスト・レコーディング。
ウィーン室内合奏団のリーダーであり、ウィーン・フィルの名コンサートマスターとして敬愛されたヘッツェル。この録音は、彼が非業の死をとげるわずかひと月前のもの。室内アンサンブルのメイン・レパートリーとして頻繁に演奏される七重奏曲は、ベートーヴェン青年期の最も美しい作品のひとつだが、この演奏には、娯楽性の中に将来を暗示する高度な音楽性の発露が見える。六重奏曲ではホルン・セクションの驚異的な名技に注目。
・ディスク番号:COCO-70524
・価格:\1,000
・楽団名:ウィーン室内合奏団
・録音:1992年[PCMデジタル録音]
・推薦:レコード芸術推薦
・2タイトルとも現在発売中
・テレマンとベートーヴェンの世界を是非とも堪能して頂きたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
◆有田 正広
・フルート奏者。1940年生まれ、72年桐朋学園大学卒業、日本音楽コンクール1位を獲得。翌年オランダに留学し、現代フルートの前進楽器であるフラウト・トラヴェルソを第一人者バルトルド・クイケンに師事。75年にブリュージュ国際音楽コンクールのトラヴェルソ部門で1位。留学中からヨーロッパ随一の古学奏者たちと共演し、国内では東京バッハ・モーツァルト・オーケストラを指揮。90年サントリー音楽賞受賞。世界的なトラヴェルソ奏者である。
◆寺神戸 亮
・ヴァイオリニスト。1961年生まれ。桐朋学園大学で久保田良作に師事。83年日本音楽コンクールで3位、84年東京フィルの首席奏者に就任。その後、作品が作曲された当時の楽器と奏法を適用するバロック・ヴァイオリン演奏に専念するためデン・ハーグ王立音楽院に留学、S・クイケンに師事。レ・ザール・フロリサンなど第一線の古楽団体に参加、現在ラ・プティット・バンドのコンサートマスター。国際的なバロック・ヴァイオリンの第一人者である。
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コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
(DENON)
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