「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.115とNo.116を紹介!

公開日 2003/05/14 09:40
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(左)No.115:シューベルト、メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調、ピアノ三重奏曲ニ短調」(右)No.116:チャイコフスキー「ピアノ三重奏曲イ短調」
●コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から発売された、「DENON CLASSICS CREST 1000」のNo.115:シューベルト、メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調、ピアノ三重奏曲ニ短調」とNo.116:チャイコフスキー「ピアノ三重奏曲イ短調」をご紹介する。

◆No.115:シューベルト、メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調、ピアノ三重奏曲ニ短調」

・チェコの誇る名手の実力が満開。最盛期にあったスーク・トリオ60年代の名演をカップリング。
ベートーヴェンとブラームスの間をつなぐロマン派の美しい2作品。シューベルトは後にデジタルで再録音も行われた。このころのスーク・トリオは表現の練り上げや運動性に優れた特性を示し充実の極み。品格高い音楽性がこの2作品にぴったりとマッチする。

・ディスク番号:COCO-70527
・価格:\1,000
・楽団名:スーク・トリオ
・録音:1964,1966年[アナログ録音]
・推薦:レコード芸術推薦

◆No.116:チャイコフスキー「ピアノ三重奏曲イ短調」

・溢れ出る歌の美しさ、深い呼吸、綾なすヴィルトゥオジティ。やはり決定盤です。
スーク・トリオによるチャイコフスキーの2度目の録音。ピアノは名手パネンカ。チェコの至宝として年輪を刻み、練り上げられたアンサンブル。3人の名手それぞれが最高のヴィルトゥオジティをもち、円熟を極めたころの名録音。その音楽的感興は比類がなく、強い感銘を与えてくれる。同曲の必聴盤という評価は今なお不変といえる。

・ディスク番号:COCO-70528
・価格:\1,000
・楽団名:スーク・トリオ
・録音:1976年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術推薦

・2タイトルとも現在発売中

・シューベルト、メンデルスゾーン、チャイコフスキーの世界を是非とも堪能して頂きたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

◆スーク・トリオ
・1952年チェコで結成されたピアノ・トリオ。メンバーはヤン・パネンカ(p)、ヨゼフ・スーク(vn)、ヨゼフ・フッフロ(vc)からなる。3名ともプラハ音楽院出身。スークはドヴォルザークの曾孫であり、ソリストとしても世界的に活躍するヴァイオリニスト。他の二人も同じくチェコを代表するソリストとして活躍している。室内楽奏者としての密なアンサンブルと3人それぞれの独奏者性とを兼ね備えた、世界でもトップクラスのトリオである。

問い合わせ先
コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
(DENON)
п@03-3584-8111
FAX 03-3584-5176

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE