「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.115とNo.116を紹介!
(左)No.115:シューベルト、メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調、ピアノ三重奏曲ニ短調」(右)No.116:チャイコフスキー「ピアノ三重奏曲イ短調」 |
◆No.115:シューベルト、メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調、ピアノ三重奏曲ニ短調」
・チェコの誇る名手の実力が満開。最盛期にあったスーク・トリオ60年代の名演をカップリング。
ベートーヴェンとブラームスの間をつなぐロマン派の美しい2作品。シューベルトは後にデジタルで再録音も行われた。このころのスーク・トリオは表現の練り上げや運動性に優れた特性を示し充実の極み。品格高い音楽性がこの2作品にぴったりとマッチする。
・ディスク番号:COCO-70527
・価格:\1,000
・楽団名:スーク・トリオ
・録音:1964,1966年[アナログ録音]
・推薦:レコード芸術推薦
◆No.116:チャイコフスキー「ピアノ三重奏曲イ短調」
・溢れ出る歌の美しさ、深い呼吸、綾なすヴィルトゥオジティ。やはり決定盤です。
スーク・トリオによるチャイコフスキーの2度目の録音。ピアノは名手パネンカ。チェコの至宝として年輪を刻み、練り上げられたアンサンブル。3人の名手それぞれが最高のヴィルトゥオジティをもち、円熟を極めたころの名録音。その音楽的感興は比類がなく、強い感銘を与えてくれる。同曲の必聴盤という評価は今なお不変といえる。
・ディスク番号:COCO-70528
・価格:\1,000
・楽団名:スーク・トリオ
・録音:1976年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術推薦
・2タイトルとも現在発売中
・シューベルト、メンデルスゾーン、チャイコフスキーの世界を是非とも堪能して頂きたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
◆スーク・トリオ
・1952年チェコで結成されたピアノ・トリオ。メンバーはヤン・パネンカ(p)、ヨゼフ・スーク(vn)、ヨゼフ・フッフロ(vc)からなる。3名ともプラハ音楽院出身。スークはドヴォルザークの曾孫であり、ソリストとしても世界的に活躍するヴァイオリニスト。他の二人も同じくチェコを代表するソリストとして活躍している。室内楽奏者としての密なアンサンブルと3人それぞれの独奏者性とを兼ね備えた、世界でもトップクラスのトリオである。
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