ケーブルブランド探訪記(GOERTZ編その4「MIシリーズ」)

公開日 2003/09/18 08:38
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「2MI1-R」(左)、「2MI3-R 」(右)
●第4回目は同社のフラットスピーカーケーブル「MIシリーズ」をご紹介する。同モデルはOFC銅を採用し、12AWG、9AWG、7AWGの3サイズをラインナップさせたスピーカーケーブルである。プラグもロジウム製で6oYラグ・バナナ端子・ピン端子の3種類を選択することができる。価格的にも幅広く、同社の開発思想が生み出した素の音質を十二分に味わうことのできるモデルとなっている。ぜひともお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

AWG-12
型番:2MI1-R
コネクター:ロジウム/Yラグ・バナナ・ピン
1.5m \14,900
2.1m \18,500
3.0m \23,900

AWG-9
型番:2MI2-R
コネクター:ロジウム/Yラグ・バナナ・ピン
1.5m \21,500
2.1m \27,800
3.0m \37,200

AWG-7
型番:2MI3-R
コネクター:ロジウム/Yラグ・バナナ・ピン
1.5m \44,500
2.1m \60,000
3.0m \83,200

●GOERZ(ゴーツ)社のプロフィール
GOERTZは、米国コネチカット州のブリッジポートに本拠地を置くAlpha-Core社のケーブルブランドである。同社のケーブルの最大の特徴はデンマークの電子工学とオーディオエンジニア「OLE GOERTZ」氏によって発明されたフラット/ツイスト構造のケーブルにある。世界20カ国で特許を取得し、その低インピーダンスで、低ひずみ、歪みの無い伝送はフラット/ツイスト構造により実現されている。
ひずみ度はケーブルに沿ってその抵抗・インダクタンス、そして容量に依存する。また、抵抗は長さと導体クロスセッションに依存する。フラットケーブルの利点は低い抵抗を生み、結果として強力な低音エネルギーを伝えることにある。低いインダクタンスと合間って長く伸ばした場合でも、他のハイエンドケーブルと比べ圧倒的に有利な条件となるのである。結果として、GOERTZのケーブルはダイナミック、ワイドレンジ、極限の低DCR、強力な低音と中音、明快な高音を引き出すなど高いパフォーマンスを発揮する。

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