ケーブルブランド探訪記(SILTECH編その2「London」)
スクリューコネクター方式を採用し、3種類の中から好きなプラグを選ぶことができる(写真右) |
まずは、前者「Mxtプロフェッショナルシリーズ」のラインナップをご紹介する。「Mit」とは「mixture」の略であり、銅・銀・金の3種類の素材を最適な比率でミックスさせた導体を採用している。今回はその中でも最もお求め安いモデルにあたる「London」のインターコネクトとスピーカーケーブルをご紹介することとする。同モデルは次回以降ご紹介する上位シリーズ「Paris」や「NewYork」に比べ最も線径の小さいタイプでありながらも、繊細かつ立ち上がりの速い再現性を実現してくれるモデルである。スピーカーケーブルに関してはスクリューコネクター方式を採用し、3種類の中から好きなプラグを選ぶことができるので、愛用機器に合わせて、ぜひともお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●インターコネクトケーブル
「London」(コネクター:SC65)
0.75mペア:\17,800
1.0mペア:\21,600
2.0mペア:\37,200
3.0mペア:\52,800
+0.5mごと:+\7,800
●スピーカーケーブル
「London LS」(コネクター:ScrewConnector)
2.5mペア:\46,000
3.5mペア:\61,600
5.0mペア:\85,000
+0.5mごと:+\7,800
●SILTECH社の特徴
SILTECH(シルテック)社は1983年に創設されたオランダのケーブルブランドである。同社のケーブルは金や銀の化学的安定性や伝導性などの銅を上回る特性に注目し、特殊な技術により生産された純銀「シルテックシルバー」を導体に採用する点に大きな特徴がある。「最小の損失」を設計理想に掲げた同社のラインナップはオーディオケーブル、スピーカーケーブル、デジタル、電源ケーブルまで多岐にわたり、“騒音の最も少ないケーブル”として世界中のオーディオファンの心を魅了している。価格の幅も大変広いので予算に合わせてお選びいただきたい。
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