タオックより革新的スピーカースタンドが発売

公開日 2003/12/01 11:20
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「ASTU-60HB」(左)、「ASTV-40HB」(右)
●アイシン高丘(株)はこの度、TAOCブランドのニューコンセプト、スピーカースタンド「AST(Advanced speaker Stand)」を発売した。

TAOCは「振動を制するものはオーディオを制する」をコンセプトに高剛性、高制振を追求し、高解像で高忠実なサウンドは多くのオーディオファンの定番となっているのは言うまでもない。

そして近年では鋳鉄制振テクノロジーの集大成としてハイグレードスピーカーシステムFCシリーズを世に送り出した。スピーカーの開発を通じてTAOCが新たに得た結論は「響きとの共生」であった。音のにごりの原因となる不要な振動を抑える役割と同時に、自然で美しい響きを生かすための「整振」、これがニューコンセプトである。

この新型スタンドのコンセプトは「スピーカーの持つ個性をそのまま引き出す」。個性、響きは押さえ込まないようにして、スピーカーに余分な振動を乗せることなく本来の性能を引き出すことのできるスピーカースタンドを目指した。TAOCのさらに進化したスピーカースタンド、それがASTシリーズである。

素材にはアルミと鋳鉄のハイブリッドを採用し、アルミの持つ美しい響きと鋳鉄の制振効果を融合させた。グラデーション鋳鉄製振動子と支柱内部に充填した鋳鉄粉により不要振動をカットすることでお互いの特徴を最大限に活用した。

デザイン面でもアルミ素材の採用が、軽量で優美なフォルムにデザインを一新させ、カラーもブラックメタリックとシルバーメタリックの2色が用意されている。

また、サイズも小型用から中型用までスのピーカーサイズにあわせての選択が可能で、高さも小型用は60cm/50cm、中型用は40cm/30cmがラインナップさせている。各モデルの詳細に関しては下記をご参照いただきたい。

なお同シリーズは早くも11月21日発売の『オーディオアクセサリー111号』でも音質レポートを掲載しているので、こちらもご参照いただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)


「ASTT-50HB」
¥29,000/1台(¥58,000/ペア)
●高さ:500mm(スパイク含む)
●天板:W・160×D・220mm
●底板:W・250×D・300mm
●重量:約10kg/1台

「ASTT-60HB」
¥29,500/1台(¥59,000/ペア)
●高さ:600mm(スパイク含む)
●天板:W・160×D・220mm
●底板:W・250×D・300mm
●重量:約11kg/1台

「ASTU-50HB」
¥46,000/1台(¥92,000/ペア)
●高さ:500mm(スパイク含む)
●天板:W・200×D・270mm
●底板:W・250×D・300mm
●重量:約14kg/1台

「ASTU-60HB」
¥47,000/1台(¥94,000/ペア)
●高さ:600mm(スパイク含む)
●天板:W・200×D・270mm
●底板:W・250×D・300mm
●重量:16kg/1台

「ASTV-30HB」
¥49,000/1台(¥98,000/ペア)
●高さ:300mm(スパイク含む)
●天板:W・300×D・350mm
●底板:W・350×D・400mm
●重量:約18kg/1台

「ASTV-40HB」
¥50,000/1台(¥100,000/ペア)
●高さ:400mm(スパイク含む)
●天板:W・300×D・350mm
●底板:W・350×D・400mm
●重量:約20kg/1台

グラデーション鋳鉄製スパイクプレート
PTS-F
¥5,800(4個1組)
●直径40×高さ16mm
●重量:130g/1個

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