ケーブルブランド探訪記(OYAIDE編その13「SL110XX」)
SL110XX \14,000(\14,700税込)1mペア |
同モデルはインピーダンスを110Ωに設定し、デジタル(AES/EBU)・アナログ信号兼用で使用することのできるケーブル『Straight Line 110AD』を採用したものである。
新開発チューブコア構造の採用により、通常の同軸より減衰量が少なく、伝送ロスの少ない安定した信号の伝送を可能にし、インピーダンス変動に於いても安定した特性を引き出す目的で開発されている。なお、XLRプラグにはSwitichcraft社製の銀メッキコンタクトを採用している。ぜひともお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
SL110XX
1.0mペア:\14,000(\14,700税込)
1.5mペア:\17,000(\17,850税込)
※ケーブルの長さ変更は0.5m単位で注文可。価格=\1,500/0.5m(納期約10日)
●Straight Lineシリーズについて
同シリーズはケーブルによるカラーリングをいかに無くすかということを目的に開発された。特別な構造や材質、特殊処理といった方法をとらず、データや理論値に基づき、あくまでも機器の性能を最大限に引き出すために開発されたケーブルである。
同シリーズには3種類が用意されており、TypeTがSPD/IF、WORD CLOCKのデジタルとアナログ信号、映像用、TypeUがAES/EBUデジタル・アナログ信号用、TypeVが電源とスピーカー用に分類することができ、ケーブル自作ファンには最適なアイテムとなっている。
●ブランドプロフィール
オヤイデ電気は東京秋葉原に店舗を構える老舗電気店である。創業は昭和27年、モータトランス用マグネットワイヤーと絶縁材料の販売を開始することから始まった。オーディオ用の製品を販売するようになったのは今から約二十数年前、江川三郎氏の享受により日本初のオーディオ用電源タップ「OCB-1」を発売したことからである。ケーブルに関しても産業帯主体で販売していたが、オーディオ再生においても重要な役割を発揮することから取り扱いを開始。以後はお客様との直接の対話から数多くのヒット商品を生み出し続け、高性能で誰もが楽しめるオーディオアクセサリーをお求め安い価格で提供している。
ラインナップはインターコネクトケーブルからスピーカーケーブル、デジタルケーブル、電源ケーブル、内部配線材まであらゆるジャンルが取り揃えられ、ケーブル単体やプラグ単体での販売も行っているので、自作ファンにも人気の高いブランドである。
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