銘機クレデンザを修復し、販売

公開日 2004/05/24 18:41
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●機械式蓄音機の最高峰として知られるクレデンザ(CREDENZA)。1925年に発売が開始され、5年間で約67,000台が生産された銘機であり、現在でも愛用するファンの多いモデルである。が、作られて70年を超えるだけに、状態のよいものは少ないという。

アムトランスは、このクレデンザを修復しての販売に着手。この5月から発売を開始した。
修復は古楽器も手がける技術者が行い、ニカワなどの材料は当時のものに限りなく近いものを用いているとのこと。これまで難しいとされていた木製ホーンの修復に成功している。

価格は、ベースになる機械の個体差により異なり、105万から120万円程度(設置料別途)とのことである。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

*オーソフォニック・ビクトローラ・クレデンザ
 〜Orthophonic Victorola "CREDENZA"〜
ベル研究所のヘンリー・C・ハリソンが開発したエクスポーネンシャルホーンとサウンドボックスを採用し、ビクター社から発売された機械式蓄音機。

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