村田製作所、球形スピーカーのニューモデル「ES301」を発売
●(株)村田製作所は、球形スピーカーのニューモデル「ES301」を発売する。クロウルシ仕上げの「ES301」は1本499,800円(税込)、ワインレッドピアノ仕上げの「ES301R」は531,300円(税込)。どちらも11月1日から受注を開始する。
「ES301」は、2002年1月に発売した球形スピーカー「ES024」で高い評価を得た高追従性圧電セラミック振動板の採用に加え、新開発の音波の忠実度を高める「渦流抑制ドライブ方式(Eddy Control Technology)」と、筐体の不要な揺れや振動を抑制する「重心一点支持構造」を導入した。
方式は2ウェイ4スピーカーで、ユニットはφ80mmの半球状圧電セラミックスコーカー×1、φ100mm平板ハニカムウーファー×1で構成される。
球形スピーカーとは、球形圧電セラミック振動体の呼吸振動と高い共振周波数により実現した高追従性により、自然な音の再生を可能とした、全く新しい発想によるムラタ独自のスピーカー。球形セラミック振動体の持つ時間遅れなく再生する特徴により、音の急峻な変化部分を忠実に再生することが可能で、音の成分を忠実に再生し、音色や一つ一つの楽器の分離、余韻などの微妙な表現力が増し、臨場感のあるサウンドが得られる。
同社では、「発せられた音波の忠実度をも高めるには、振動によって生じる空気の渦流を排除する必要がある」という考えから、新たに「渦流抑制ドライブ方式(Eddy Control Technology / PAT.P)」を考案。この新技術をES301に導入することにより、振動板の高追従性、高剛性の良さを更に引出すことが可能になった。
またES301では、「重心一点支持構造」という新しい構造も導入。筐体の下方に低音、上方に中・高音が配置されている通常のスピーカーの場合、筐体は図に示すように底面を支点に揺れを生じるため、筐体の上方になるほど揺れ幅が大きくる。このため、もともと振幅の小さいトゥイーターや上乗せのスーパートゥイーターほど筐体の揺れの影響を受けやすく、変調による音の濁りが生じる。「重心一点支持構造」はこの問題を解決するためのもので、筐体内は各ドライバーユニット毎に独立ハウジングで細分化し、干渉防止と不要な振動を抑制した。スタンドは筐体中心部を貫通させ、上方の重心をピンポイントで支える方法をとり、床や構材への振動漏れと筐体上部の揺れを抑えることが可能になった。
【問い合わせ先】
(株)村田製作所
TEL/0120-015-008
(Phile-web編集部)
「ES301」は、2002年1月に発売した球形スピーカー「ES024」で高い評価を得た高追従性圧電セラミック振動板の採用に加え、新開発の音波の忠実度を高める「渦流抑制ドライブ方式(Eddy Control Technology)」と、筐体の不要な揺れや振動を抑制する「重心一点支持構造」を導入した。
方式は2ウェイ4スピーカーで、ユニットはφ80mmの半球状圧電セラミックスコーカー×1、φ100mm平板ハニカムウーファー×1で構成される。
球形スピーカーとは、球形圧電セラミック振動体の呼吸振動と高い共振周波数により実現した高追従性により、自然な音の再生を可能とした、全く新しい発想によるムラタ独自のスピーカー。球形セラミック振動体の持つ時間遅れなく再生する特徴により、音の急峻な変化部分を忠実に再生することが可能で、音の成分を忠実に再生し、音色や一つ一つの楽器の分離、余韻などの微妙な表現力が増し、臨場感のあるサウンドが得られる。
同社では、「発せられた音波の忠実度をも高めるには、振動によって生じる空気の渦流を排除する必要がある」という考えから、新たに「渦流抑制ドライブ方式(Eddy Control Technology / PAT.P)」を考案。この新技術をES301に導入することにより、振動板の高追従性、高剛性の良さを更に引出すことが可能になった。
またES301では、「重心一点支持構造」という新しい構造も導入。筐体の下方に低音、上方に中・高音が配置されている通常のスピーカーの場合、筐体は図に示すように底面を支点に揺れを生じるため、筐体の上方になるほど揺れ幅が大きくる。このため、もともと振幅の小さいトゥイーターや上乗せのスーパートゥイーターほど筐体の揺れの影響を受けやすく、変調による音の濁りが生じる。「重心一点支持構造」はこの問題を解決するためのもので、筐体内は各ドライバーユニット毎に独立ハウジングで細分化し、干渉防止と不要な振動を抑制した。スタンドは筐体中心部を貫通させ、上方の重心をピンポイントで支える方法をとり、床や構材への振動漏れと筐体上部の揺れを抑えることが可能になった。
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(株)村田製作所
TEL/0120-015-008
(Phile-web編集部)
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