アナログカートリッジ・データファイル(ORTOFON編「MC☆20W」)
●今回のアナログカートリッジ・データファイルは、ORTOFON(オルトフォン)の12回目、『MC☆スターシリーズ』の「MC☆20W」をお届けする。
ORTOFONの「MC☆20W」は、
日本の伝統工芸としての山中塗りによるウッド製ボディと、AUCURUM(オーキュラム)と呼ばれる6N純度銅線に4N24カラットの金メッキを施した高級線材をコイルに採用する、MCスターシリーズの中核モデル。
MC☆シリーズカートリッジのウッドハウジング(ボディ)は、木粉65%とフェノール樹脂35%を顔料で染色し、175℃の型に入れて成型。50トンの小型熱硬化射出成型機から、時間をかけて一つ一つ生み出される。仕上げは、日本の伝統工芸美術品として名高い、「山中漆器」熟練の手作りによるもので、下地の塗装に続いて浮雲文様を入れ、最後に透明な漆合成塗料をかけるという、実に手間のかかる三重仕上げの「山中塗り」ならではの美しさを誇る。
発電機構には最新の技術を用い、また、針先形状は接触面積の広い、スーパーファインライン・スタイラスチップ。レコードに刻まれた情報を余すことなく引き出す最高グレードのスタイラス、フリッツガイガー70、5/70μmを採用している。
ORTOFONの『MC☆スターシリーズ』について
1976年の初代MC20の登場以来、更なる効率アップを追求してきたMCシリーズの最先端モデルに、漆という日本の伝統工芸による美を融合。発電機構もフルモデルチェンジを図り、最先端の線材AUCURUMによるコイル、ネオジウムマグネットを採用し、低インピーダンスで高出力を実現させた、オルトフォンの新しい主力シリーズが『MC☆スターシリーズ』である。
MC☆10W、MC☆20W、MC☆30Wの3種類のラインナップを揃え、いずれもボディ材質は木質で、型番末尾のWはウッドを示す。山中塗りによるボディのカラーの違いで外観上も美しく区別が付けられている。
●ortofon(オルトフォン)は、創立以来86年。世界中で愛され続ける製品群を持ち、数多くの歴史的銘機を生み出してきた、デンマークの伝統あるアナログカートリッジブランドである。今も進化を続けて新作を創出し続けているアナログピックアップのみならず、各種オーディオ・ビジュアルケーブルの開発にも意欲的に取り組み、時代のニーズを先取りした導体の高純度化を実現。最新のデジタル伝送ケーブルでも高い評価を得ている。また、趣味の感覚を生かした各種オーディオ用のアクセサリーも自社開発により多数ラインナップしている。
(季刊・analog編集部)
●取り扱い:オルトフォンジャパン(株)
〒113-0034
東京都文京区湯島2-2-6
お茶の水フジヤミウラビル6F
TEL:03-3818-5243
ORTOFONの「MC☆20W」は、
日本の伝統工芸としての山中塗りによるウッド製ボディと、AUCURUM(オーキュラム)と呼ばれる6N純度銅線に4N24カラットの金メッキを施した高級線材をコイルに採用する、MCスターシリーズの中核モデル。
MC☆シリーズカートリッジのウッドハウジング(ボディ)は、木粉65%とフェノール樹脂35%を顔料で染色し、175℃の型に入れて成型。50トンの小型熱硬化射出成型機から、時間をかけて一つ一つ生み出される。仕上げは、日本の伝統工芸美術品として名高い、「山中漆器」熟練の手作りによるもので、下地の塗装に続いて浮雲文様を入れ、最後に透明な漆合成塗料をかけるという、実に手間のかかる三重仕上げの「山中塗り」ならではの美しさを誇る。
発電機構には最新の技術を用い、また、針先形状は接触面積の広い、スーパーファインライン・スタイラスチップ。レコードに刻まれた情報を余すことなく引き出す最高グレードのスタイラス、フリッツガイガー70、5/70μmを採用している。
ORTOFONの『MC☆スターシリーズ』について
1976年の初代MC20の登場以来、更なる効率アップを追求してきたMCシリーズの最先端モデルに、漆という日本の伝統工芸による美を融合。発電機構もフルモデルチェンジを図り、最先端の線材AUCURUMによるコイル、ネオジウムマグネットを採用し、低インピーダンスで高出力を実現させた、オルトフォンの新しい主力シリーズが『MC☆スターシリーズ』である。
MC☆10W、MC☆20W、MC☆30Wの3種類のラインナップを揃え、いずれもボディ材質は木質で、型番末尾のWはウッドを示す。山中塗りによるボディのカラーの違いで外観上も美しく区別が付けられている。
●ortofon(オルトフォン)は、創立以来86年。世界中で愛され続ける製品群を持ち、数多くの歴史的銘機を生み出してきた、デンマークの伝統あるアナログカートリッジブランドである。今も進化を続けて新作を創出し続けているアナログピックアップのみならず、各種オーディオ・ビジュアルケーブルの開発にも意欲的に取り組み、時代のニーズを先取りした導体の高純度化を実現。最新のデジタル伝送ケーブルでも高い評価を得ている。また、趣味の感覚を生かした各種オーディオ用のアクセサリーも自社開発により多数ラインナップしている。
(季刊・analog編集部)
●取り扱い:オルトフォンジャパン(株)
〒113-0034
東京都文京区湯島2-2-6
お茶の水フジヤミウラビル6F
TEL:03-3818-5243