オンキヨー、デジタルノイズの影響を排除する技術を投入したピュアオーディオシステム
オンキヨー(株)より、新製品プリメインアンプ「A-977」、CDプレーヤー「C-777」が11月中旬から発売される。価格はA-977が税込で126,000円、C-777が税込で73,500円となる。オンキヨーサイバーショップ「www.e-onkyo.com」では、発売1週間前より先行予約を受け付ける。
デジタルアンプA-977は、アナログ信号からのA/D変換には、可聴帯域外のノイズが少なく音質面で有利とされる「PWM(Pulse Width Modulation=パルス幅変調)」方式を採用する。さらにPWM方式の動作をより理想的なものにするため、独自の積分型変調回路VL Digitalを搭載。これによりアナログ信号に重なって上下対称の波形を描くスパイクノイズのエネルギーを相殺し、エラーを排除した正確なパルス幅変調を実現している。また、電源電圧の変動を受けないように従来のVL Digital回路から改良を加え、正確性をより高めている。
電源電圧の変動を抑えて安定した電源供給を実現するため、大型EIトランス2基と大型コンデンサー2基を搭載した。EIトランスは+側用と−側用に1基ずつ独立させることで、動的な電源インピーダンスを一層低減している。電源の変動が音質に大きな影響を与えるデジタルアンプで、安定した電源供給を実現し、パワー感やスピード感にあふれる音楽再生を可能にした。
アンプの音量調節は、アンプの増幅度も併せて変化させることができるオプティマム・ゲイン・ボリュームを採用し、小音量時でも残留雑音の影響を受けることなく音量調節ができる。
これら回路の低インピーダンス化することで、グランド電位の安定や、スピーカーに伝送されるエネルギーのロスの低減を図っている。また、音質面で有利なCR型イコライザーと、ダイナミックレンジやS/Nの面で有利なNF型イコライザー双方の長所を、高次元で融合させた新型のフォノ・イコライザーを開発し、搭載した。
CDプレーヤーC-777はD/A変換時のノイズ除去効果を高める特許技術VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)を搭載する。同社はパルス性ノイズの特性に着目した演算プログラムにより、ろ過ではなく原信号に忠実な信号を新たに生成する完全除去方式のVLSCを開発することにより、ピュアで心地よい音色を実現している。
クロック回路には、発振周波数偏差が±1.5PPM(百万分の一)を誇る超高精度の水晶発振子を使用したスーパープリシジョン・クロックを搭載。同クラスにおいて一般的に使用される±50PPMの発振子と比較して10倍以上の精度を実現している。またクロック周波数の調整機能も搭載された。
D/A回路にはイギリス・ウォルフソン社製WM8740 DACデバイスを搭載。サンプリング周波数は最高192kHz、ビット数24bit、S/N120dB(モノ)、117dB(ステレオ)の性能を誇り、デジタルノイズの発生を抑える工夫や位相のズレによる音質劣化を低減する工夫が施された。
【問い合わせ先】
オンキヨー(株)
カスタマーセンター
TEL/0570-01-8111
(Phile-web編集部)
デジタルアンプA-977は、アナログ信号からのA/D変換には、可聴帯域外のノイズが少なく音質面で有利とされる「PWM(Pulse Width Modulation=パルス幅変調)」方式を採用する。さらにPWM方式の動作をより理想的なものにするため、独自の積分型変調回路VL Digitalを搭載。これによりアナログ信号に重なって上下対称の波形を描くスパイクノイズのエネルギーを相殺し、エラーを排除した正確なパルス幅変調を実現している。また、電源電圧の変動を受けないように従来のVL Digital回路から改良を加え、正確性をより高めている。
電源電圧の変動を抑えて安定した電源供給を実現するため、大型EIトランス2基と大型コンデンサー2基を搭載した。EIトランスは+側用と−側用に1基ずつ独立させることで、動的な電源インピーダンスを一層低減している。電源の変動が音質に大きな影響を与えるデジタルアンプで、安定した電源供給を実現し、パワー感やスピード感にあふれる音楽再生を可能にした。
アンプの音量調節は、アンプの増幅度も併せて変化させることができるオプティマム・ゲイン・ボリュームを採用し、小音量時でも残留雑音の影響を受けることなく音量調節ができる。
これら回路の低インピーダンス化することで、グランド電位の安定や、スピーカーに伝送されるエネルギーのロスの低減を図っている。また、音質面で有利なCR型イコライザーと、ダイナミックレンジやS/Nの面で有利なNF型イコライザー双方の長所を、高次元で融合させた新型のフォノ・イコライザーを開発し、搭載した。
CDプレーヤーC-777はD/A変換時のノイズ除去効果を高める特許技術VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)を搭載する。同社はパルス性ノイズの特性に着目した演算プログラムにより、ろ過ではなく原信号に忠実な信号を新たに生成する完全除去方式のVLSCを開発することにより、ピュアで心地よい音色を実現している。
クロック回路には、発振周波数偏差が±1.5PPM(百万分の一)を誇る超高精度の水晶発振子を使用したスーパープリシジョン・クロックを搭載。同クラスにおいて一般的に使用される±50PPMの発振子と比較して10倍以上の精度を実現している。またクロック周波数の調整機能も搭載された。
D/A回路にはイギリス・ウォルフソン社製WM8740 DACデバイスを搭載。サンプリング周波数は最高192kHz、ビット数24bit、S/N120dB(モノ)、117dB(ステレオ)の性能を誇り、デジタルノイズの発生を抑える工夫や位相のズレによる音質劣化を低減する工夫が施された。
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TEL/0570-01-8111
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