fineNFレーベル待望の新録音が発売

公開日 2005/12/09 17:40
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『魂のシャコンヌ』(NF63001)
新録の高音質盤を制作し、音楽ファンはもちろん、オーディオファンにも人気の高いfineNFレーベルより待望の新譜がハイブリッドSACD仕様にて明日12月16日より発売する。


曲目
今回の作品は27歳の中国系(台湾)アメリカ人のジョセフ・リンによる、バッハとイザイの無伴奏ソロ作品である。
ジョセフ・リンは4歳からバイオリンを始め、ジュリアード音楽院プレカレッジから名門ハーバード大学の神学部に学んだ、特異なキャリアを持つバイオリニストである。マールボロー音楽祭で共演した内田光子、タングルウッド音楽院で共演した小澤征爾、リンと同じくハーバード出身のヨーヨー・マからも若手のホープとして期待を集める新星である。

日本には2002年以来、毎年訪れ、数々のリサイタルや新日本フィルとの共演などを行い、深い知性と精神性で奏でるバイオリニストとして高い評価を得ている。

本作『魂のシャコンヌ』は2005年の1月25日〜28日に新潟県魚沼市小出郷文化会館にて収録されている。最後のエクストラトラック「凝視」は、新潟県中越震災からの復興祈願のために収録されたものである。これは1999年9月21日の台湾地震に際し作曲されたものであり、リンのいとこのチャン・イ・チェンが作曲したものである。

新星バイオリニストが奏でる魂の演奏をたっぷりと堪能していただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●作品名:『魂のシャコンヌ』
●演奏:ジョセフ・リン(バイオリン)、松岡淳(ピアノ)
●品番:NF63001
●価格:OPEN
●仕様:3種信号入り複合ディスク(CD・SACDの2ch・SACDの5.1ch)通常のCDプレーヤーでも再生可能
●発売日:2005年12月16日
●録音方式:DSD5.1マルチチャンネル録音、SFネイチャーサラウンド


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