タイムドメイン、TIMEDOMAIN lightのゴールドモデルなどクラフトシリーズを発表

（株）タイムドメインは、自社のスピーカーシリーズに、一台ずつ完全受注製造する、2006年夏のクラフトシリーズを発表した。

円筒形スピーカーとアンプによるセットシステム「Yoshii9」には、「漆－うるし」「烏木－うぼく」「チタン」の3つのモデルがラインナップする。漆仕上げの場合の参考価格は、通常モデルの価格315,000円に塗装加工料金150,000円を加えた465,000円程度。塗装の手法により価格が異なる場合があるという。製品の材料や形状は通常モデルと同じだが、漆の防振効果と相まって「音質は現行商品と同等以上になる」とされている。同時に同社のチューンナップサービスを受けることも可能だ。価格は10万円。

ミニYoshii9タイプのカスタムシリーズとしては、「大理石」「陶器」「ガラス」「烏木」「アボリジニモデル」の5つが揃う。参考としてアボリジニモデルについては、オーストラリアの原住民が楽器の材料にしていた自然木を用い、左右不揃いながら、良質のステレオとして楽しめる製品に仕上げられるのだという。

コンパクトタイプのスピーカーシステムTIMEDOMAIN miniには、全体を無垢の銀を約4.4kg用いて作成したシルバーモデルをラインナップ。価格は300万円。納期は2～3ヶ月を予定。

スピーカーシステムTIMEDOMAIN lightについては、卵形の本体部分を無垢の金で作成したゴールドモデルを発表。価格は1,000万円。支持部についても漆仕上げなど、カスタマイズに対応する。製作時には約2kgの金を使うが、希望により増量も可能。特製ケースのリクエストにも対応する。

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（Phile-web編集部）