<A&Vフェスタ 2006レポート:フライングモール>セパレートアンプの試聴展示を実施

公開日 2006/09/22 18:21
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

PA-S1(中央)とDAD-M310(左右)を用いた試聴デモを実施
フライングモールのブースでは、同社が今年の8月に発表したセパレートアンプシリーズの試聴展示や、デジタルパワーコンディショナーを一堂に揃えている。

いずれの製品展示においても同社ならではのデジタルアンプ、スイッチング電源といったアプローチから新しいハイエンドオーディオを追求する視点が盛り込まれた興味深い内容となっている。


PIEGAのスピーカーを試奏するデモ

ステレオプリアンプ「PA-S1」(上)と、ステレオパワーアンプ「MA-S160」(下)
今回ブースの中央では、ステレオプリアンプ「PA-S1」とモノラルパワーアンプ「DAD-M310」をバイアンプ接続し、ピエガのスピーカーを鳴らすという内容の試聴展示が行われている。PA-S1はA4サイズのコンパクトなプリアンプ。ボリュームコントロール接点に電流を流さない、新開発のアクティブボリュームコントロール回路や、入力信号セレクター用に新規開発ロジック回路が搭載されたほか、電源は同社独自開発のスイッチング電源を採用する。アンバランス/バランスタイプの出力端子をそれぞれ装備している。

DAD-M310は出力300W(4Ω)のデジタルモノラルパワーアンプ。同社独自のBi-Phase PWMアンプが採用されたほか、フローティング・フル共振型スイッチング電源搭載により、スピーカーの駆動力を高めている。PA-S1との接続時にはスイッチひとつで両方の機器の電源をOFFにできる電源遠隔操作機能も働き、優れた操作性が実現されている。


CA-S10

CA-S3(左)とDAD-M1(右)
また、ブースの一角ではコンパクトタイプのデジタルプリメインアンプ「CA-S3」をiPodからの音楽ソースで試奏するデモが行われるほか、A4サイズのツインモノラル構成フルデジタルプリメイン新製品「CA-S10」が並べられ注目を浴びていた。


DPC-2000

DPC-1000

DPC-500
その他にもパワーコンディショナーの新製品「DPC-2000/1000/500」を展示する。出力電圧は100Vが基本だが120Vにも切り替えることができ、周波数についても50Hzと60Hzから選ぶことができる。ハイエンドオーディオのリスニングには欠かせない、クリーンな電源を供給する機器として期待が集まっている。

(Phile-web編集部)

avfesta2006

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE