充実した3日間 − ハイエンドオーディオショウ東京2006を振り返って

公開日 2006/10/11 16:06
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ハイエンドショウトウキョウ2006が有楽町・東京交通会館で開催された。2002年の第1回から昨年まで、東京フォーラムで行われるインターナショナルオーディオショウと同じ日程で開催されていたが、6回目の今回は初の単独開催。果たして来場者はどれくらいなのか、期待と不安を関係者の多くは抱いていたようである。

3日間を終え、関係者の不安は一掃されたことと思う。来場者は、約2500人(これは入場時にパンフレットを受け取った人の数で、実際の来場者はこれより多い)。昨年の約4000人よりは減少している。が、各展示室にはいつも多くのファンが集まり、試聴用の椅子には空席を見つけることが困難だった。

ある出展社はこう語ってくれた。
「昨年までは早足でさっと観ていかれるお客さんが多かったのですが、今年はじっくり型の来場者が多いですね。一部屋に4〜5社が展示していて、各社30分ずつ試聴デモを行うのですが、全社のデモを聴いてから次の部屋に移る方や、1回聴かれた後、また同じブースに戻って聴き直す方が多くいらっしゃったようです」

実際、出展社に熱心に質問をする来場者の姿を昨年以上に目にしたように思う。

昨年から始まったライブも好評

試聴ブースはどこも盛況だった

来年の開催日程を含めた詳細は現時点では未定だが、このショウの<来場者と出展社の距離の近さ>を楽しみにしているオーディオファンは多い。今年以上に充実したショウが開催されることを期待したい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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