フルネの貴重な音源をCD化

公開日 2007/01/02 12:25
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『ボレロ』
昨年末、日本で引退公演を行ったジャン・フルネが、四半世紀以上にわたり共演してきた東京都交響楽団との演奏。(株)フォンテックではこのフルネと都響の演奏を厳選したCDを12月21日に発売した。

2005年12月21日。世界中で70年以上にわたり指揮台に立ち続けてきた95歳のジャン・フルネは、東京文化会館で引退公演を行った。(FOCD9270/2「ジャン・フルネ ラストコンサート」に収録)フルネの新しい演奏を聴くことはかなわなくなったが、今回収録の5作品はいずれも、フルネが繰り返し演奏したフランス音楽の貴重な音源となっている。フルネファン必聴の一枚をぜひともお楽しみいただきたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●作品名:『ボレロ』
●演奏:ジャン・フルネ 指揮 東京都交響楽団
●曲目:
1.デュカ/舞踏詩「ペリ」より ファンファーレ
2.イベール/交響組曲「寄港地」
3.ビゼー/劇音楽「アルルの女」第2組曲
4.ラヴェル/ボレロ
5.ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲

●録音:
2005年1月21日(1,5) 2000年5月9日(2) 東京文化会館
2003年4月19日(3) 2004年4月17日(4) サントリーホール

●品番:FOCD9293[SACD Hybrid]
●定価:¥2,800(税込)

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