マランツ、セットで約50万円のSACD/プリメイン「SA-13S1」「PM-13S1」を発売
(株)マランツ コンシューマー マーケティングは、同社11シリーズと15シリーズの中間に位置するSACD/CDプレーヤー「SA-13S1」、プリメインアンプ「PM-13S1」を3月に発売する。価格はともに262,500円(税込)。
なお、15シリーズは157,500円、11シリーズは367,500円(いずれもプレーヤー/アンプ共通、税込)。13シリーズの価格はちょうどこの間を埋めるもので、マランツファンに新たな選択肢が加わったことになる。
両機とも、11/15シリーズのデザインコンセプト「ニュープレミアムデザイン」を踏襲。3ピース構造のフロントパネルを採用している。
●SACD/CDプレーヤー「SA-13S1」
SACD/CDプレーヤー「SA-13S1」は、SA-15S1の回路をベースに、同社のレファレンスモデル「SA-7S1」で開発したパーツや、高剛性なメカなどを投入した。
メカモジュールは、SA-11S1と同じスタビライザーに加え、メカベース取り付け部の厚みを2倍にするなどの方法で高剛性化。このメカモジュールを、トータル4.2mm厚のダブルレイヤードシャーシ、アルミダイキャスト製インシュレーターで支えている。
フィルターアンプはディスクリート構成で、マランツオリジナルのHDAM回路を使用した電源帰還型とした。DACにはシーラスロジックの「CS4397」を採用している。またシステムクロックはDACの直近に配置することで、ジッターや信号のデューティー歪などにも配慮している。
コンデンサーには、SC-7S2/MA-9S2 開発時に、パーツ供給メーカーと音質検討を重ねて開発された高音質フィルムコンデンサー“スターキャップ”や、マランツ特注のカスタム電解コンデンサーを採用。さらに電解コンデンサーなど各種パーツにも高品位なものを搭載している。
トロイダルトランスは新開発の大型のもので、上位モデルを上回る大型ケースに高比重材で封入し振動を抑えている。さらにケイ素鋼板と銅メッキされた外部ケースの2重シールドを採用するなど、贅沢な構成となっている。
ヘッドホン出力にも注力。アナログ出力回路との間にバッファーアンプを搭載するなどで、もともと高い評価を受けていたSA-15S1のヘッドホン出力をさらにグレードアップ。アナログオーディオ出力回路に使用しているコンデンサーと同グレードの高音質タイプを採用している。
このほか、液晶ディスプレイを採用することによるノイズの低減、極太のOFC電源ケーブル、真鍮削り出しのアナログ出力端子などを搭載している。
●プリメインアンプ「PM-13S1」
定格出力90W×2(8Ω負荷)のステレオプリメインアンプ。マランツでは、「現代の最新スピーカーをハイスピードかつ十分にドライブするためには、瞬時電流供給能力を向上させることが最も重要なポイント」との考えから、トランスの大容量化、電源部のブロックコンデンサーの改良など、様々な工夫を施し、PM-15S1と比較して、瞬時電流供給能力の20%アップを実現した。
トロイダルトランスはアルミケースを採用し、ケイ素鋼板コアリングとアルミケースの二重シールドで磁束漏れを抑えている。
パワーアンプはPM-11S1の設計コンセプトを踏襲し、ボルテージアンプ(電圧増幅回路)と完全電流帰還型のパワーバッファーアンプ(電力増幅回路)からなる2アンプ構成とした。またフォノイコアンプにも電流帰還型を採用し、使用パーツも厳選している。
同社オリジナルの高速電圧モジュール「HDAM SA2」は、ラインバッファー、プリバッファー、プリアンプ、パワーアンプの各部に搭載。信号ループの最短化、外来ノイズ飛び込みの低減化、実装面積の小型化などのメリットをもたらすという。
プリアンプ部も電流帰還型の高速仕様で、ボリュームには0.5dBステップで電子制御可能なイギリスWolfson社製WM8816ボリュームコントロールICを採用。また、ディスクリート構成のバッファーアンプ、リニアコントロールボリュームとラインバッファーの組み合わせにより、信号ラインを大幅に低インピーダンス化。高域周波数でのチャンネルセパレーションを同社比で10dB以上改善した。
また、複数台のプリメインアンプをシンクロ動作させることが可能な「フローティング・コントロール・バス・システム」(F.C.B.S.)も、PM-11S1/15S1と同様に装備。本機を複数台つなげてマルチチャンネルシステムを構築することもできる。
電源ケーブルには、SA-13S1と同じく、極太のOFC線を採用したものを同梱する。
【問い合わせ先】
(株)マランツ コンシューマー マーケティング
お客様相談センター
TEL/03-3719-3481
(Phile-web編集部)
なお、15シリーズは157,500円、11シリーズは367,500円(いずれもプレーヤー/アンプ共通、税込)。13シリーズの価格はちょうどこの間を埋めるもので、マランツファンに新たな選択肢が加わったことになる。
両機とも、11/15シリーズのデザインコンセプト「ニュープレミアムデザイン」を踏襲。3ピース構造のフロントパネルを採用している。
●SACD/CDプレーヤー「SA-13S1」
SACD/CDプレーヤー「SA-13S1」は、SA-15S1の回路をベースに、同社のレファレンスモデル「SA-7S1」で開発したパーツや、高剛性なメカなどを投入した。
メカモジュールは、SA-11S1と同じスタビライザーに加え、メカベース取り付け部の厚みを2倍にするなどの方法で高剛性化。このメカモジュールを、トータル4.2mm厚のダブルレイヤードシャーシ、アルミダイキャスト製インシュレーターで支えている。
フィルターアンプはディスクリート構成で、マランツオリジナルのHDAM回路を使用した電源帰還型とした。DACにはシーラスロジックの「CS4397」を採用している。またシステムクロックはDACの直近に配置することで、ジッターや信号のデューティー歪などにも配慮している。
コンデンサーには、SC-7S2/MA-9S2 開発時に、パーツ供給メーカーと音質検討を重ねて開発された高音質フィルムコンデンサー“スターキャップ”や、マランツ特注のカスタム電解コンデンサーを採用。さらに電解コンデンサーなど各種パーツにも高品位なものを搭載している。
トロイダルトランスは新開発の大型のもので、上位モデルを上回る大型ケースに高比重材で封入し振動を抑えている。さらにケイ素鋼板と銅メッキされた外部ケースの2重シールドを採用するなど、贅沢な構成となっている。
ヘッドホン出力にも注力。アナログ出力回路との間にバッファーアンプを搭載するなどで、もともと高い評価を受けていたSA-15S1のヘッドホン出力をさらにグレードアップ。アナログオーディオ出力回路に使用しているコンデンサーと同グレードの高音質タイプを採用している。
このほか、液晶ディスプレイを採用することによるノイズの低減、極太のOFC電源ケーブル、真鍮削り出しのアナログ出力端子などを搭載している。
●プリメインアンプ「PM-13S1」
定格出力90W×2(8Ω負荷)のステレオプリメインアンプ。マランツでは、「現代の最新スピーカーをハイスピードかつ十分にドライブするためには、瞬時電流供給能力を向上させることが最も重要なポイント」との考えから、トランスの大容量化、電源部のブロックコンデンサーの改良など、様々な工夫を施し、PM-15S1と比較して、瞬時電流供給能力の20%アップを実現した。
トロイダルトランスはアルミケースを採用し、ケイ素鋼板コアリングとアルミケースの二重シールドで磁束漏れを抑えている。
パワーアンプはPM-11S1の設計コンセプトを踏襲し、ボルテージアンプ(電圧増幅回路)と完全電流帰還型のパワーバッファーアンプ(電力増幅回路)からなる2アンプ構成とした。またフォノイコアンプにも電流帰還型を採用し、使用パーツも厳選している。
同社オリジナルの高速電圧モジュール「HDAM SA2」は、ラインバッファー、プリバッファー、プリアンプ、パワーアンプの各部に搭載。信号ループの最短化、外来ノイズ飛び込みの低減化、実装面積の小型化などのメリットをもたらすという。
プリアンプ部も電流帰還型の高速仕様で、ボリュームには0.5dBステップで電子制御可能なイギリスWolfson社製WM8816ボリュームコントロールICを採用。また、ディスクリート構成のバッファーアンプ、リニアコントロールボリュームとラインバッファーの組み合わせにより、信号ラインを大幅に低インピーダンス化。高域周波数でのチャンネルセパレーションを同社比で10dB以上改善した。
また、複数台のプリメインアンプをシンクロ動作させることが可能な「フローティング・コントロール・バス・システム」(F.C.B.S.)も、PM-11S1/15S1と同様に装備。本機を複数台つなげてマルチチャンネルシステムを構築することもできる。
電源ケーブルには、SA-13S1と同じく、極太のOFC線を採用したものを同梱する。
【問い合わせ先】
(株)マランツ コンシューマー マーケティング
お客様相談センター
TEL/03-3719-3481
(Phile-web編集部)
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