AVレビューPresents・・・新創刊(?)「ピュアオーディオ・レビュー」始まります。
最近、月刊AVレビュー読者の皆様のご意見で「もっとピュアオーディオを取り上げてください」というのが多い。つい先日は「アナログ(レコード)・プレーヤーを何故、テストしないのですか?」というハガキもいただいた。
これまでのAVレビュー編集部なら、気持ち的に「AVレビューだってSACDプレーヤーやプリメインアンプ、新製品テストはいつでもやっているじゃないかー」というのが半分、「それ以上の濃いピュアオーディオ情報は、ピュアオーディオ専門誌があるじゃない。なんでAVレビューでアナログプレーヤーなんだー!」というのが半分。
でも「ピュアオーディオ待望」意見は膨らむばかり・・・。連載「ピュアオーディオ藤岡組」も22回を向かえ、約2年が経過した今、もう1歩、踏み込むところに来たのかもしれない。AVレビューは本来「A=オーディオ」+「V=ビジュアル」レビューなのだから、「A=オーディオ」のバランスは大事だ(・・・だから、やってたんだって!)。
そこで「既存のオーディオ誌ではまかないきれない、別のピュアオーディオ・ファン層がいる」と見直すことにした。新創刊『ピュアオーディオ・レビュー』の第1歩である。
1) オーディオ歴ん十年のベテランの皆様をたっぷり満足させることは、できません。ただの一連載です。
2) リーズナブルな商品選択。「音のいいコンポは値段が高い。でも、値段が高いコンポが音がいいとは限らない」
3) 半年ごとに新製品がスペックを塗り替えていく、デジタルAV商品の時間的スピードからの脱却。
では、デジタルAVファンに送るピュアオーディオ記事とは
1) 「ピュアオーディオ誌はちょっとハードルが高いなぁ」という読者向け。でも「カッコいいオーディオ」「音のいいオーディオ」がほしい。
2) iPod等のモバイルオーディオ機器で育った新世代へ提案したいアコースティックなサウンド空間
3) ハードとソフト、デジタルとアナログ、古きよきものと新しく洗練されたもの、新しいバランス感覚のピュアオーディオ像の提案。
新創刊『ピュアオーディオ・レビュー』誌は、AVレビュー誌内の「マガジン・イン・マガジン(雑誌内 雑誌)です。はじまりはコンパクトに16ページから。カッコいい写真と高級コート紙仕様。本誌とサイズが違うので、本日発売のAVレビューをめくればすぐに見つかります。まずはお近くの書店でどうぞご覧ください。
記事は読者の皆様のご意見を伺いながら、生き物のごとく変わっていきます。とりあげてほしい製品やブランド、記事化希望のテーマなど、ご意見お待ちしております。
(月刊AVレビュー編集部)
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